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ファミリーカーとしても人気なSUV7選!

最近、ファミリーカーとしても人気のSUV。SUVとは、Sports Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)の略称で、日本語では「スポーツ用多目的車」などと訳されます。本来は、本格的なオフロード用で荷物も多く運べる大型四輪駆動(4WD)車であったものを、より一般向けに使いやすくした車として登場しました。現在ではコンパクトSUVも増え、レジャーからファミリーユースまで、多目的に使用できることから、幅広い層から人気です。

この記事では、特にファミリー層に人気のSUVにスポットを当てて詳しく解説します。

ファミリーカーにおけるSUVの選び方

SUVはもともとオフロード走行やたくさんの荷物を運ぶことに重点を置いた車種ですが、現在は様々なタイプが販売されています。

ファミリーカーとしてSUVを使う場合には、特に以下のポイントに着目すると、使いやすい車を選ぶことができるでしょう。

シートアレンジのしやすさ

主に5人乗り用の2列シート車と、7人乗り用の3列シート車があります。シートの格納次第で、フルフラットの使用も可能になり、広い荷室空間を作ることもできます。家族の人数や用途に合ったシートアレンジができる車種を選びましょう。

荷物の収納や出し入れのしやすさ

SUVは、一般的には最低地上高(地面から車体底部までの高さ)が高めなので、荷物を出し入れしづらいと感じる可能性があります。ただし最近では、最低地上高が低めで、後席のアレンジで広い荷室が確保できるSUVも増えてきているので、荷物をたくさん積みたい場合はそのような車種を選ぶと良いでしょう。

車内の快適さ

ファミリーカーとしてSUVを利用するならば、用途を明確にすることが重要です。子どもの年齢に合わせ、チャイルドシートが装着しやすいか、ベビーカーを載せられるか、おむつ替えのできるスペースはあるか、など使用状況をリアルに想像して、快適に過ごせる車を選びましょう。

ファミリーカーとして人気のSUV10選

ここでは、ファミリーカーとして人気のSUVを10車種ご紹介します。

ハリアー(トヨタ)

ミドルクラスの高級SUVでは先駆け的な車種です。SUVでありながらラグジュアリーで快適な室内空間は、乗り心地が良く長時間の移動でも疲れを感じにくくさせます。また、全グレードにトヨタの先進安全予防パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されていて、大切な家族を守るファミリーカーとしても、安定した人気です。ハイブリッド車であれば、SUVの欠点である燃費の悪さがカバーできます。

ヤリスクロス(トヨタ)

コンパクトカーであるヤリスの派生車として登場したコンパクトSUVです。小回りがきき、狭い道路や駐車場でも取り回ししやすく「SUVに乗りたいけれど、大きい車の運転には自信がない」と感じる方にもおすすめです。特に、気軽なキャンプやアウトドアなどに使いたいファミリー層にも人気の高い車種です。ハイブリッドタイプは同カテゴリーでトップクラスの燃費性能を誇ります。

ヴェゼル(ホンダ)

コンパクトSUVながら、車内空間の広さに定評があります。荷室が広く、シートアレンジも多彩です。2021年のフルモデルチェンジでは、外観がさらにスタイリッシュになりました。「子どもがいてもカッコいい車に乗りたい」という家族には特に好評です。また後席もスペースが拡張されて多人数での移動が快適になり、チャイルドシートなどもラクに装着できるようになりました。さらに全車がハイブリッド車となり、燃費も大幅に向上しています。


ファミリーカーとしても人気なSUV7選!

WR-V(ホンダ)

2024年3月発売となるWR-Vは、ミレニアム世代の若い感性によってデザインされており、正統派SUVとも言えるタフな外観と力強い走りが特徴です。一方、室内空間は前席、後席ともゆとりがあり、家族での移動もラクラク快適。荷室も広めなので、色々なニーズに合わせたマルチな使い方を楽しめるでしょう。また、同社のヴェゼルと同じサイズ感ながら200万円台前半からというかなりお手頃な価格設定も、大きな注目を集めています。

CX-8(マツダ)

全車に3列シートを採用したマツダのSUV最上位モデルです。大人4人が乗っても、広い荷室空間を確保できます。また、子どもや高齢者が乗る可能性の高い3列目シートの安全性が配慮されており、万一後ろから追突された際の衝撃に対しての強い耐性を確保しています。洗練された内装、外観のデザインに加え、国産車では珍しい、ディーゼルエンジンのモデルがあるのも大きな特徴です。

フォレスター(スバル)

特に悪路における高い走破性で定評のあるスバルを代表するSUV。優れた悪路走破性を支えるのは、全車に採用されているフルタイム4WDです。同クラスのSUVよりコンパクトな外観ですが、室内と荷室の広さは十分確保されており、荷物の多いファミリーでのアウトドアレジャーなどにも快適に使えます。先進運転支援運転装備の先駆的存在である「アイサイト」も搭載しています。

キックス(日産)

2020年のモデルチェンジでは、日産独自のハイブリッドシステムであるe-Power(イーパワー)を全車に搭載。エンジンで発電し、モーターで駆動する独自のシステムにより、優れた燃費性能と、走りを楽しめるパワーの両立を実現しています。取り回しの良いコンパクトSUVでありながら、後席と荷室の広さはしっかり確保。家族の外出に最適です。また荷室の開口部はやや低めの設計になっており、積み下ろしのしやすさも抜群です。

エクストレイル(日産)

ハイブリッドシステムe-POWERの性能を満喫できる日産を代表する人気SUV。街中では質感の高い走りを提供し、オフロードではパワフルな走破性を発揮してくれます。室内空間も広く、特に荷室はこのクラスでトップレベルのゆとり。キャンプ道具一式を積んでも、家族がくつろげる空間をしっかり確保できます。グレードによっては3列シート車を選ぶこともでき、さらにマルチなシートアレンジを楽しみたい方におすすめです。

アウトランダー(三菱)

EVの先駆者でもある三菱自動車が、2013年に発売した国内初のPHEV(プラグインハイブリッド)のSUV。発売当初はPHEVとガソリン車がありましたが、2021年からの現行モデルはPHEV仕様のみになりました。モーターだけでも走行できる希少なSUVです。

本格派SUVとしての高い走破性能はもちろんのこと、快適な乗り心地、広い荷室、高い燃費性能、100V電源コンセントなどを兼ね備え、1ランク上のレジャーを楽しめます。

T-Cross(フォルクスワーゲン)

T-Crossは輸入SUVの中でもトップクラスの販売台数を誇る人気モデルです。コンパクトなボディで取り回しがしやすい一方、走りは排気量1,000㏄とは思えないパワフルさを実現。また、室内と荷室の空間はゆとりがあり、5人乗っても狭さを感じません。2列目シートがスライドできて、荷室の大きさを調整できることも大きなポイントです。外観のスタイリッシュさや、バリエーション豊富なボディカラーも人気を集めています。

ファミリーカーとしてSUVを購入するメリット

ファミリーカーとしてSUVを購入するメリットは大きく分けて2つあります。

その1つは、多目的な用途に対応できる点です。多くのファミリー層にとって、車の使用目的は、通勤、日常の買い物、子どもの送迎、休日のキャンプ、アウトドア、走りを楽しむドライブなど、さまざまです。その点、SUVはスポーツ・ユーティリティー・ビークル=スポーツ用多目的車という名前が示す通り、スポーツを中心として多くの目的に使用できる車です。「これ1台あれば何にでも対応できる」というSUVは、ファミリーカーとして最適なタイプの1つと言えます。

もう1つのメリットは、スタイリッシュさも兼ね備えられるという点です。家族のための車ではあるけれど、いかにもファミリーカーというイメージは避けたい、時には1人で乗っていてもサマになる車が良い、といったユーザーにとってSUVは魅力的な選択肢となるでしょう。

ファミリーカーとしてはミニバンとSUV、どちらがいい?

ミニバンにはその代名詞ともいえるスライドドアがあり、乗降性や荷物の出し入れではSUVよりもミニバンが有利です。また、ミニバンは室内高が高いため、車内での移動が楽にでき、ファミリーがゆったり過ごせるリビングのような空間があるのも魅力です。

一方で、走行性能ではSUVが勝ります。特に悪路の走破性ではSUV(特に4WD仕様)が断然強く、頻繁にアウトドアレジャーに出掛ける、または雪の多い地域に住んでいるなどのファミリー層には特におすすめです。最近は燃費の良いコンパクトSUVから、3列シートの大型SUVまで、幅広い車種が出ており、趣味性と実用性の両立という観点からも、ファミリー層が選びやすくなっています。

ファミリーカーとしても人気なSUV7選!

一方で、走行性能ではSUVが勝ります。特に悪路の走破性ではSUV(特に4WD仕様)が断然強く、頻繁にアウトドアレジャーに出掛ける、または雪の多い地域に住んでいるなどのファミリー層には特におすすめです。最近は燃費の良いコンパクトSUVから、3列シートの大型SUVまで、幅広い車種が出ており、趣味性と実用性の両立という観点からも、ファミリー層が選びやすくなっています。

家族の状況やニーズに合わせて、ミニバンとSUVを比較してみると良いでしょう。

近年、様々なタイプが発売されて、スタイルと実用性を兼ね備えた人気車種となっているSUV。ファミリーカーとして、ぜひSUVも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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