トヨタ「アルファード」買取価格の相場と高く売る方法とは? 人気の年式やグレードは?
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トヨタのアルファードは、日本人好みのデザインで上質な乗り心地のミニバンとして定評があり、現在も根強い人気を誇る車です。
2002年、国産のミニバンでは最大級のスペースとラグジュアリーさを兼ね備えたモデルとしてデビューしたのが、初代アルファードとなる10系です。その後、2008年に2代目の20系、2015年には現行となる3代目の30系がそれぞれフルモデルチェンジをして発売されました。
2002年の初代発売以来、アルファードは常にミニバン界をリードし続けており、安定した需要が見込まれるため、買取査定に強いといわれる車でもあります。
2015年以降の30系モデルでもその傾向は衰えていません。旧モデルより車内の高級感が高まっていること、また、パワフルなエンジンが装備されていることなどから、中古車市場では高い買取価格が期待できます。
ただし、2022年内には新型アルファードの発表が予定されており、実現すると旧モデルとなる30系も買取価格が下落する可能性があります。現行モデルの売却は、早めの検討が望ましいでしょう。
今回は、アルファードの買取時における査定額の相場や、高額査定のポイントなどについてご紹介します。
アルファードの高値査定には走行距離とグレードが決め手に
アルファードは人気の車種であるためかなり古いモデルでも、グレードによっては数十万の査定がつく可能性が十分にあります。
20系モデルの場合、最も古い2008年式で多い買取価格帯は20~60万円程度、高年式の2014年~2015年モデルでは200万円近い買取価格も見られます。
カラーではホワイトパールやブラックなど高級感漂う色、また、グレード別では、排気量2.4Lモデルでスポーティーな240S、3.5Lモデルで上位グレードのCパッケージやLパッケージなどの人気が高く、こうした色やグレードのモデルであれば、高い買取価格が狙えるでしょう。
買取価格が200万円を超えるポイントとしては、年式が2013年以降で走行距離が5万キロ以内、Gグレード以上で、カラーがホワイトパールまたはブラックであることなどが挙げられます。買取店によっても価格に差が出ることもありますので、参考としてください。
ちなみに、アルファードにはガソリン車とハイブリッド車の2種類がありますが、アルファード自体が他の車に比べて燃費の良さを売りにしているわけではないため、ハイブリッド車を選ぶメリットが少なく、相対的に価格の安いガソリン車が人気なようです。
新型モデル販売前後で変わる? 30系アルファードの買取相場
2015年にフルモデルチェンジされ、外観・内装ともに、高級感とスタイリッシュさを増した30系アルファード。30系の中で最も古い2015年式でもグレードや走行距離によっては400万円以上の高い買取価格を維持している人気モデルです。
ブラックやホワイトパールなどの人気カラーは、安定して高めの査定となります。
グレードでは、「3.5エグゼクティブラウンジ S」「2.5S Cパッケージ」は特に人気があり、高い買取価格が期待できます。
30系ガソリン車のグレード別買取相場
アルファードの30系、ガソリン車の買取相場について、「3.5エグゼクティブラウンジ S」「2.5S Cパッケージ」を例にとってご紹介します。
3.5エグゼクティブラウンジ S
アルファード3.5エグゼクティブラウンジ Sで年式2018年の場合、買取価格の相場は330万~490万程度です。買取価格は走行距離で大きく左右され、5万キロを超えてしまうと300万円台となる傾向があります。
ただし、エグゼクティブラウンジはアルファードの中でも最高級を誇るグレードのため、内装の状態が良く、高級感ある装備品があると、査定には有利です。その場合、走行距離5万キロ程度でも、400万以上の査定となることもあるでしょう。
2.5S Cパッケージ
30系アルファードの2.5リッター車で、とても人気が高いのが2.5SCパッケージです。エグゼクティブラウンジに負けないほどの充実した装備がありながら、価格がずっとお手頃というコストパフォーマンスの良さがその人気の秘密で、リセールバリューも高いため、買取価格では高い査定が期待できるグレードです。
2018年式の買取相場はおよそ260~420万。ブラックで走行距離3万キロ程度の場合、350万以上の買取価格となることもあるようです。
10年落ちが多くなっている20系アルファードの買取相場
それまでは査定額で高値のつくことが多かった20系モデルも、2008年の初代の発売から10年以上経過しており、10年落ちの20系が市場に出回る機会も増えています。
高級感のあるミニバンとして大切にされている方も多いアルファードですが、年式や走行距離によっては、同じモデルでも査定額に幅が出ることがあります。
20系で高年式の2014年~2015年モデルでは200万円近い買取価格も見られますが、最も古い2008年式になると、買取価格帯は50万円を下回るものが多くなります。
10年落ちでも比較的高い査定が期待できるのは、ホワイトパールやブラックなどの人気カラーであることや、240Sや3.5Lモデルで上位グレードのCパッケージやLパッケージなどの人気グレードです。また、走行距離は短いほど買取価格は高めです。買取店によって
価格に差が出ることもありますので、参考としてください。
20系ガソリン車のグレード別買取相場
アルファードの20系、ガソリン車の買取相場について、グレードGとSを例にとってご紹介します。
グレードG
アルファード350Gで年式2014年の場合、買取査定の相場は100万~140万円です。走行距離やオプションの有無によって買取価格は大きく変動し、特に電動スライドドアやサンルーフなどの装備は査定に有利でしょう。
また、Lパッケージやプレミアムシートパッケージは高い査定となる傾向があります。2014年式のブラックカラー、Lパッケージで、走行距離が平均的な7万キロ(1年で1万キロベース)の場合、150万円程度の買取価格が期待できます。
グレードS
エンジンの種類が3種類ある20系アルファードの中でも、2.4リッター車で人気なのがSグレードです。2014年式の買取相場はおよそ75~200万となり、中でも特別仕様車のタイプゴールドⅡは高い買取価格が期待できます。
ホワイトパールのタイプゴールドⅡでは、走行距離6万キロ超えでも150万程度の買取価格となることもあるようです。
おわりに
2021年現在、今後予定されるモデルチェンジ前後の買取価格の変動が気になる30系アルファード。10系、20系などのアルファードご利用の方も含めて、新モデルの買い替えなど検討する際は、タイミングに注意し、早めに買取の相談、査定の依頼をしてみてください。
下取りに出して現行モデルへの買い替えを検討する前に、どのくらいで売却できるか、査定を行ってはいかがでしょうか。
アルファードの買取査定はラビット
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