クロスオーバーSUV型のマツダ「CX-5」は、2012年に発売開始され、マツダの人気再生のきっかけとなった車種です。
その勢いに乗り、5年後の2017年には2代目となる新型が発売となりました。さらに、2021年12月、マツダ自らが「大幅改良」とPRするほど規模の大きいマイナーチェンジを実施、エクステリアデザイン、車体の構造、走行性などが大きく変わっています。
ところで、マツダCX-5と言えばレッドボディの印象がありますが、買取査定額にボディカラーは関係してくるのでしょうか？
そこで今回は、マツダCX-5の査定額の相場と高価査定を出すポイントについてご紹介します。

SUVの人気モデル「CX-5」の買取相場は高め！

2012年に発売が開始されたマツダのCX-5。「走りの楽しさを追求するマツダ」のイメージをまるごと具現化したともいえるこの車は、軽快でありながらも実用的な未来型SUVとして、幅広い層の支持を得ることとなりました。

例えば、新しい時代のデザインコンセプトとして掲げた「魂動 ～Soul of Motion～」。そのコンセプトどおりの流れるようなボディは、多くの車ファンを魅了しました。さらには、エンジンをガソリンで3種類、ディーゼルに6MTをラインナップして選択肢を増やすなど、性能面でのプレミア感も人気を後押しすることに。

2017年の2代目登場、2021年のマイナーチェンジでも注目を浴び続ける人気車種ということもあり、高価買取が期待できる車です。

CX-5はガソリンとディーゼル、どっちが人気？ 買取相場への影響は？

CX-5はガソリン車・クリーンディーゼル車どちらも人気を集めていますが、特に人気なのはクリーンディーゼル車です。CX-5のクリーンディーゼルエンジンは、ラリーで鍛えられたインプレッサやランサーエボリューションに匹敵する最大トルクを有しています。加速をすぐに得ることができ、ディーゼルとは思えない性能です。

クリーンディーゼル搭載車のほうが人気は高いとされていますが、ガソリン車の人気も負けていません。ガソリンタイプのエンジンのほうが軽量なため、フットワークが軽いところが魅力。自然吸気のガソリンエンジンとは思えないほどのパワーがあります。近年、ガソリンは必要以上に出力を抑えている設定が多い一方で、 CX -5のガソリンエンジンは踏んだ分だけ力強く、安定感ある走りが体感できます。

クリーンディーゼル車のほうが人気は高い傾向にあるようですが、ガソリン車も性能が良いため、ディーゼルかガソリンかの違いによって、中古車の買取査定に目立った差が出るわけではないようです。

CX-5のボディカラーは何色が人気なの？ 買取相場への影響は？

マツダCX-5はブラック・ホワイト・レッドのボディカラーの人気が高い傾向です。

ただし、新車の印象が強いレッドは現行モデルが売られている間は相場が安定していますが、年数が経過すればするほど買取相場は下がっていきます。CX-5といえばレッドが人気の印象ですが、在庫数や需要の関係でホワイト・ブラックのほうが高い査定額が見込めます。

もしレッドのマツダCX-5をお持ちで売却を検討中であれば、タイミングは早いほうが良いかもしれません。

CX-5でより買取価格の相場が高くなるグレードやモデルは？

CX-5はディーゼルのXD Lパッケージ、XDプロアクティブ、ガソリンの20Sなどが人気です。その他、アニバーサリーモデルなどの特別仕様車は人気が高いため、高価買取が期待できますが、2017年に発売となった第2代目を中心に、もう少し詳しく見てみましょう。

上記の「XD」「20S」はCX-5のグレードです。分類は、2.0Lガソリンエンジンの「20S」、2.5Lガソリンエンジンの「25S」、2.5Lターボエンジンの「25T」、ディーゼルエンジンの「XD」の4つ。エンジンのタイプが違いますが、シート、ホイールといった基本仕様はどれも同じです。ここに「プロアクティブ」「L パッケージ」「エクスクルーシブモード」という3種類の仕様を追加するというシステムが特徴でもあります。

ごく簡単にまとめると、「プロアクティブ」は、車線の中央を走行するようにサポートする機能や交通標識を認識するシステムをはじめ、ライトやガラスも安全性を重視した仕様に。「Lパッケージ」になると、さらに快適な乗り心地を実現する機能が追加となります。その上をいく「Exclusive Mode」は、音楽や映像を楽しむための装備を搭載し、ホイールもエクステリアも高級感あふれる仕様になっていることが特徴です。

CX-5の買取査定額の相場

CX-5の買取査定額の相場はいくらぐらいなのでしょうか。

2012年式CX-5の場合

CX-5の買取相場は、販売が開始された2012年式の場合、XD Lパッケージは60万円～65万円前後、20Sは2WD、4WDともに、70万円前後の相場となっています。
発売されて以降マイナーチェンジが繰り返されたことや、2017年のフルモデルチェンジ、2021年のマイナーチェンジなどの影響もあり、少々値が下がっている傾向にあるようです。ただし、もともと人気のある車種ですし、実際の車の走行距離や状態にもよるので、あくまでも参考価格と考えておいてください。

2017年式CX-5の場合

フルモデルチェンジされた2017年式の場合も、走行距離や状態によるので参考としての価格提示になりますが、約150万円～200万円前後が買取相場となっています。20Sに比べると、XD LパッケージとXD プロアクティブのほうが、やや高めの買取価格になることが多いようです。
車の場合、新しいモデルが出ると値が下がってしまうことは宿命ともいえ、2021年12月のマイナーチェンジも、価格に影響を及ぼしていると考えられます。

CX-5をより高く売るには？

中古車の買取価格と走行距離は、非常に密接な関係にあります。価格は、基本的にはメーカーと車種、年式、走行距離をもとに算出しますが、同じ年式・タイプの車なら、走行距離の短いほうが高く売れます。そのためには、3万キロ以内、5万キロ以内、7万キロ以内というラインに現在の走行距離を照らし合わせ、オーバーしないタイミングで買い取ってもらうようにしましょう。高く売るコツのひとつです。

また、純正パーツや純正オプションがついているとプラス査定になります。取りはずしてしまったという場合は取りつける、もしくは車と一緒に査定に出すようにしましょう。CX-5を少しでも高く売るためには、純正であるとアピールすることもポイントです。

おわりに

マツダCX-5は中古市場の需要が高い車のため、高額査定が期待できる車種です。また、需要が安定しているホワイトやブラックなら、さらに高価格になる期待も。売却を検討中で、高額査定が見込める材料があれば、一度買取店に見積もりを依頼してはいかがでしょうか。

ラビットの買取査定

ラビットは中古車買取のプロフェッショナル。オートオークション業界No.1企業USSと連携で高価買取を実現しています。大切な愛車だからこそ「高く売りたい！」と思ったら、ラビットの無料査定にお気軽にお問合せください。マツダ「CX-5」の高価買取価格をお調べいたします。今回ご紹介したクルマを高く売るコツは、「高く売るコツ12か条」でもご紹介しております。

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