洗車のタイミングはいつがベスト?雨の日に行うメリット・デメリット
車をきれいな状態に保つ上で、洗車は必要な作業です。雨の日に行う洗車は無駄と思われがちですが、雨水を生かした洗車方法もあります。
今回は、いつ洗車すべきか、そのベストなタイミングと、雨の日の洗車におけるメリット・デメリットをご紹介します。こちらで紹介する情報を、これからのカーライフにぜひ生かしてください。
注意!車の洗いすぎ
洗車をする際、スポンジや布などで磨いたり拭いたりすると、どうしても車に小さな擦りキズ(スクラッチ)をたくさん作ってしまいます。どんなに注意していても、必ず小さな擦りキズは付いてしまうため、洗いすぎには注意しましょう。
また、洗車の回数が多いと塗装の色が剥げていき、汚れも付きやすくなります。洗車時にはさまざまな角度から強い勢いで水をかけるため、すき間部分や足回りに水分が残ってしまうことに。ルーズな洗車もよくありませんが、必要以上に磨いたり、水洗いしたりするとサビやアカの原因となるのです。
洗車のタイミングは?
洗車のやり過ぎは良くないですが、もちろんまったく洗わないわけにはいきません。特に、以下のような汚れやホコリは塗装に悪影響を及ぼすため、放置せずこまめに洗い落としましょう。
・鳥のフン
・虫の死骸
・花粉や黄砂
・潮風や海風
・融雪剤
・ひどい泥汚れ
これらによる汚れは車体や塗装を傷みやすくしてしまいます。虫の死骸や鳥のフンは酸性で、きれいにしておかないとシミになるため気を付けてください。潮風や海風は車体を腐食させる原因となり、融雪剤は塩分が含まれています。
これらが付いてしまった場合は、早めに洗車を行うことが大事です。
7月と11月は洗車のシーズン
理想的な洗車のタイミングは梅雨明けの7月、もしくは本格的な冬が訪れる直前の11月です。梅雨は雨水や泥水で車体にひどい汚れが残っている時期で、11月は冬用タイヤに交換するタイミングであり、車をリフレッシュさせる意味でもちょうど良いシーズン。
雨の日に洗車しても良い?
雨の日の洗車にはメリットがあるものの、デメリットも存在します。両方を把握した上で洗車することが大切です。
雨の日のメリット
雨の日は、鳥のフンや虫の死骸を落とすのに適している天候です。
これらは晴れていると落ちにくい汚れですが、雨が降ると汚れが浮き上がるため強く擦らなくても簡単に取れるようになります。ただし、砂が付いている状態で擦るとキズが付きやすいため、洗車前には水ですすいで砂を落としましょう。
また、雨の日の最大のメリットが、洗車後の水を拭き取る作業が不要な点です。通常、洗車後は水をきれいに拭き取る作業が必要となります。これは、水道水に含まれているカルキや、水中のホコリがシミになって残るためです。
その点、雨の日の洗車の場合、雨が水道水自体を流してくれる上に、空気中に舞うホコリも少なくなるため、水を拭き取らなくても問題ありません。
雨の日のデメリット
雨の日は、洗車を行うこと自体に苦労します。傘を差しながら作業はできませんし、体がぬれると、体調を崩してしまうこともあるでしょう。また、雨だと車にワックスやコーティング剤をかけることができません。体調や行いたいメンテナンスの内容によって、雨の日に洗車するか決めましょう。
おわりに
今回は、洗車のベストなタイミングと雨の日の洗車についてご紹介しました。
洗いすぎは車に良くないため、汚れが目立つときに洗うのがベストです。また、雨の日の洗車は汚れが落としやすく、水を拭き取る必要もありません。しかし、作業自体が大変で、うまく行えないケースも出てくるでしょう。
雨の日に洗車する場合は、メリットの部分を生かしつつ、デメリットも分かった上で洗車しましょう。
<記事NO.RC‐00175>
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