デートにぴったり!九十九里浜でおすすめのドライブコースは?
銚子から外房、九十九里にいたる千葉県東部の海岸地方は、入り江や漁港が点在し、ダイナミックな海岸風景が見どころです。特に、潮風の吹く気持ち良い海岸線は、ドライブデートコースとしておすすめ。
そこで今回は、房総半島の北から南へ旅するコース「九十九里ビーチライン」とおすすめの立ち寄りスポット、さらに少し足をのばしたところにある「外房黒潮ライン」も合わせてご紹介します。
九十九里ビーチライン
千葉県にある飯岡バイパス東を起点として、国道128号が終点の全長約60kmの道路です。カーブの少ない快適な道路と、景色のきれいな砂浜が特徴。海岸線には、各所にレジャー施設があり、カップルでも家族でも楽しめるエリアです。
犬吠崎灯台
まずは、銚子半島の最東端、犬吠崎灯台に向かいましょう。「世界の灯台100選」にも選ばれており、西洋型第一等灯台です。一般的な灯台に比べかなり明るいため、夜間でもはっきりと灯りを見ることができます。波打つ夜の海が煌々と照らされる様子は、カップルで眺めるのに最適です。また、近くには遊歩道もあり、波打ち際を歩くことができます。波の穏やかなときに車を降りて、ふたりでのんびり散歩するのがおすすめです。
屏風ヶ浦
次に、屏風ヶ浦に向かいましょう。屏風ヶ浦は銚子半島の付け根に位置し、南西側の海岸線に約10kmにわたって断崖絶壁が続きます。この絶壁は、何万年もの時間をかけて、打ち寄せる波の浸食によって形成されました。この荒々しい様子が、イギリスのドーバー海峡の地形に似ていることから、「日本のドーバー」と呼ばれています。岸壁の高さは60mにも及び、赤い関東ローム層がみられます。銚子マリーナ海水浴場西側の遊歩道を歩けば、その黄金色の輝く縞模様を間近に目にすることができます。
また、西端の断崖に建つ「鶴岡刑部岬展望館」もぜひ、足を運んでください。3階の「光と風」と名付けられた展望台からは、九十九里浜を一望できます。夜になると、カーブを描く海岸線に光が灯り、きらめく宝石が散りばめられたような美しい光景を見ることができるでしょう。また、「日本夜景遺産」にも認定されています。
九十九里ビーチタワー
九十九里浜の壮大な景色を満喫したいなら、九十九里ビーチタワーがおすすめです。不動堂海岸に建ち、九十九里町のシンボルとなっています。高さ22mの巻貝型の展望塔からは、九十九里浜と太平洋が目の前に広がります。また、このあたりは星空が美しいことでも有名。カップルで訪れて、ふたりだけの思い出を作ってください。
外房黒潮ライン
国道128号をメインに走る、黒潮ラインまでドライブしてはいかがでしょうか。
黒潮の恵みを受け、季節を問わず魚介類が豊富に獲れるエリアで、館山・鴨川・白浜・小湊などの港が続きます。おいしい海の幸を味わうなら、このあたりの食事処に立ち寄っておなかを満たしましょう。
仁右衛門島
外房黒潮ラインの見どころといえば、仁右衛門島です。仁右衛門島は、鴨川市太海の沖合に浮かぶ、周囲4kmほどの島です。千葉県指定の名勝で、「新日本百景」にも選ばれています。また、この島は、代々「平野仁右衛門」という名を継承した主人が所有しており、その当主が暮らす住居も見学可能です。
この島には、今日まで言い継がれている伝説があります。
平安時代末期、伊豆で平家討伐の兵をあげた源頼朝が、石橋山の合戦で敗れて房州に逃れた際、この島に身を隠して捲土重来を期したというものです。島内では、頼朝ゆかりの「かくれ穴」をみることができます。島へは、手漕ぎの渡し舟に乗って上陸してみましょう。渡し舟に乗りながら、平安の昔に思いをはせてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は、九十九里の大自然を満喫できるドライブルートをご紹介しました。
マリンレジャーが人気の観光地ですが、カップルでゆっくり楽しむスポットもたくさん。ドライブデートの途中で、海風を感じる散歩コースをのんびり歩いたり、おいしい海の幸で舌鼓をうったりできますよ。また、ドライブデートの仕上げに夜景観賞などをすれば、きっとすてきな1日となるでしょう。ぜひ天気の良い日に、恋人を誘って出掛けてみてください。
<記事NO.RC‐00186>
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