休憩したり、お土産を買ったりできる「道の駅」はドライブの心強い味方です。千葉県の南房総エリアには、休憩や買い物だけにとどまらず、さまざまな体験ができる道の駅があります。そこで今回は、特産品巡りが人気の千葉県おすすめの道の駅をご紹介します。

 

【とみうら枇杷倶楽部】特産品「びわ」を味わう！

「道の駅　とみうら枇杷倶楽部（びわくらぶ）」はその名の通り、千葉の南房総の名産品である「びわ」を売りにしている道の駅です。びわ狩りを始めとした豊富な体験メニューを楽しめる場所となっています。2000年には全国道の駅グランプリにて最優秀賞を受賞しており、インフォメーションも充実しているため、安心して立ち寄ることができるでしょう。

 

 

 

 

 

 

「びわ」好きにはたまらない！

千葉県の南房総は、びわの日本二大産地の1つです。特に「房州びわ」の栽培面積の7割を占めているのが、この道の駅がある富浦町で、代表的な産地としても知られています。

そのため、「びわカレー」「びわシャーベット」「びわソフトクリーム」など、びわを使用した食べ物やお土産が充実。ボディソープや芳香剤などもあり、びわ好きにはたまらない道の駅となっています。

 

体験メニューで家族連れも楽しめる！

「びわ狩り」を始め、「いちご狩り」「食用菜花摘み」「ぶどう狩り」なども季節ごとに行われており、南房総の自然を身近に感じられるでしょう。

千葉県を代表する伝統工芸品「房州うちわづくり」や、「びわの葉染め体験」の他、「大房探検隊」では、ガイドの案内を受けながら大房岬を探索することができます。ぜひ、家族で遊びに訪れたい道の駅の1つです。

 

【ちくら潮風王国】芝生に漁船に海に空！まさに潮風王国！

「道の駅　ちくら潮風王国」には海に面した芝生広場と海産物を取りそろえたお店があり、潮風を感じる海岸線はドライブにもピッタリです。

 

 

 

 

 

 

 

天気が良い日に訪れたい！

漁業で栄えた町・千倉の象徴である「第一千倉丸」のレプリカは、この道の駅のシンボルにもなっています。ブリッジまで登ることができ、目の前に広がる千田海岸を眺められます。漁師になって海に出たような気分を味わえるはずです。

約2000坪もあるという「芝生広場」からの景色は、芝生の緑に海と空の青が絶妙なコントラスト。ぜひ天気の良い日に訪れたいですね。

 

1日では味わいきれない！あふれんばかりの海の幸

館内の販売店ではたくさんの海の幸が売られています。「活アワビ」を始め、千倉近海の海産物を豊富に取りそろえています。新鮮な海の幸をお探しの方はぜひ訪れてみてください。

また、ここでしか味わえない名物の「サザエコロッケ」や、2016年の関東甲信越道の駅ランキングで第10位に選ばれたレストランでは、登録商標の「王様丼」を始めとした海鮮丼、新鮮な寿司・刺し身なども楽しめます。くじら・アワビ・伊勢エビなどのメニューもあり、グルメ通であれば何度も訪れたい道の駅と言えるでしょう。

 

【富楽里とみやま】南房総の味覚がギュッと凝縮！

「道の駅　富楽里（ふらり）とみやま」は、千葉県で14番目に登録された道の駅です。ハイウェイオアシスも兼ねており、「誰でもふらりと立ち寄れる、富山町の楽しい里」になってほしいという願いが込められています。

 

南房総の「食」に特化した道の駅！

漁協直営の「大漁市場」では小浦漁港の地魚が、「豊作市場」では富山地域で収穫された野菜や切り花が販売されています。特に野菜の品ぞろえと安さには定評があるため、ぜひのぞいてみると良いでしょう。

南房総のアジや野菜を使用した「伏姫さんが焼き」、日本有数のブラウンスイス種という牛のミルクを使用した「リコッタ・チーズ」や「ソフトクリーム」、厚焼き玉子で巻いた富楽里名物の「太巻き寿司」や、「菜の花ラーメン」「伏姫びわワイン」など、地元特産の味覚が充実しています。海と山の幸が共存する南房総ならではの味覚を十分に堪能しましょう！

 

「食」につながる珍しい体験イベントも！

春には「田植え体験」や「たけのこ狩り」、秋には「稲刈り体験」や「みかん狩り」など、年間を通して、食に関する体験イベントを行っているため、子ども連れの家族におすすめです。新鮮な発見があることでしょう。

 

おわりに

今回は千葉県の南房総に焦点を当て、おすすめの道の駅を紹介しました。

千葉県にはびわ・アワビ・菜の花など、数多くの特産品があり、それらの「食」に寄り添った道の駅が多くあります。また、海がある県ならではの絶景スポットも人気です。

ドライブの際はぜひ道の駅に立ち寄って、千葉の魅力を満喫してください。

 

＜RC-00054＞