リセールバリューが高い外車はどこのメーカー?(2021年更新)
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外車を購入して定期的に買い替えることを考えているなら、リセールバリューを考えて買うのが賢い買い方と言えます。しかし、そもそもリセールバリューという言葉の存在自体を知らない人も多いです。そこでここでは、リセールバリューとは何なのか、リセールバリューが高くなるタイミングや理由などについて解説します。
そもそもリセールバリューとは
外車におけるリセールバリューとは再販価格のことで、車を買って売却する際の価値のことを言います。例えば購入して3年後の段階で高値が付く車と、あまり高値にならない車に分かれ、3年後に売却する時はもちろん、5年後、10年後に買い替えを考えている時にもリセールバリューはある程度の参考になるでしょう。どうしてリセールバリューでは購入して3年後を基準にするのかと言うと、車検のタイミングとメーカー保証が挙げられます。一般的に車を購入して1回目の車検は3年目かつ、メーカー保証も3年までとなっていることが多いです。
輸入車の場合、乗り替えの際、同じメーカーで新車購入すると高値で買い取ってくれることが多いです。そのとき、たとえ下取り金額で新車購入を相殺できなくても、新車を購入した際の費用とその後の維持費用・車検コストなどを考えれば新車を購入した方が長いスパンで見るとトータルして安上がりということもあります。そのため、外車が好きでこまめに買い替える人はもちろん、リセールバリューを考えたうえで車を買うのが良いでしょう。
ただ、場合によっては3年で買い替えない方が良いこともあります。そのケースとして挙げられるのが、3年以上のローンで外車を購入した場合です。この場合、ローンの関係もあり、手続きが複雑になってしまううえに、ディーラーによってはそもそもローンの返済途中に売却ができないところもあるので、注意しましょう。
リセールバリューが高くなる理由や売り時はある?
リセールバリューが高い車には条件があります。そこで、リセールバリューの高い車の特徴を見ていきましょう。
ブランド価値が確立されている車
「高級車と言えばここのメーカー」と真っ先に名前が挙がるようなメーカーも多いでしょう。このようなメーカーの車は、新車だけでなく、中古も需要が高いです。特にモデルチェンジをしても見た目が大きく変わらない車は査定額が安定しており、3年目はもちろん、それ以上時間が経過しても高値で買い取ってもらえるケースが多い傾向があります。
ファミリーカー
「子供がいるけれども外車への憧れを諦めきれない」という方も一定数います。そのため、ミニバンタイプの車など、大人数や荷物が多い時のお出かけに便利な車も需要があり、リセールバリューが下がりにくいです。
リセールバリューが高い車はどこのメーカー?
それでは、実際にリセールバリューが高い外車にはどんなメーカーが挙げられるのでしょうか。具体的にどんなメーカーがあるのか見ていきましょう。
メルセデスベンツ
「高級外車と言えばベンツ」という人も多く、日本だと高級外車の代名詞と言えるのがメルセデスベンツでしょう。メルセデスベンツは様々なクラスに分かれており、数百万円~1,000万円程度のAクラス・Cクラス・Eクラス辺りの需要が高い傾向があります。ブランド価値が確立されているので、基本的にはどんな型でも高値で買い取ってもらえる傾向にあります。
現在はクロスオーバーSUVモデルが世界のトレンドということもあって、GLCやGLE、GLSなどのリセールバリューが高くなっています。また、排気量については燃費が良い車種に乗って維持費を抑えたいという需要を受け、小排気量モデルの人気が高くなっているのも最近の特徴だといえるでしょう。
BMW
メルセデスベンツに並ぶドイツの高級自動車メーカーとして知られているのがBMWです。走り心地を重視しているのがBMWの特徴であり、あまり車に詳しくない人でも良さがわかるほどと言われています。国内では2010年から展開されているX1シリーズは人気のSUVタイプで、BMWのSUVラインナップのなかでも比較的コンパクトなボディサイズからくる取り回しの良さや新車時の価格も400万円台から設定されており、広い年齢層からの支持があります。
Xシリーズは全車種の中でも軒並みリセーリュバリューが高い傾向にありますが、特にX4は他の外車と比べても高値で買い取ってもらえるでしょう。また、どの外車でもディーゼル車というのは一般的にリセールバリューが低くなってしまう傾向がありますが、BMWはディーゼルモデルでも買取価格が高めであるというのも大きな特徴のひとつです。
Audi
元々はメルセデスベンツ・BMWがドイツの高級車メーカーでしたが、一気に人気を伸ばし、これらの2ブランドと並ぶ高級車メーカーに成長し、3ブランドをまとめて「ドイツ御三家」と呼ばれるようになったのがAudiです。日本においては今最も勢いのある外車メーカーと言っても過言ではないでしょう。個性的でこだわりのあるデザインが魅力的で、特に若い人から高い支持を獲得しています。日本だと特にA3やSUVのQ5が人気の傾向があります。
フォルクスワーゲン
ドイツの自動車メーカーの中でも比較的大衆向けのメーカーなのがフォルクスワーゲンです。そのため、これまでに紹介した3ブランドと比べると、国産車よりは高い傾向がありますが、外車の中では価格帯が安く、性能も良いので昔から安定した人気があります。ワーゲンだとゴルフが有名ですが、それ以外にも万人受けするデザインがメインなので、年齢・性別に関係なく幅広い層から愛されているメーカーです。
また、最近ではコンパクトで軽快な走りが魅力のポロも若い世代を中心に人気があり、フォルクスワーゲンの中でもリセールバリューが高くなっています。
MINI(ミニ)
1994年にドイツの高級自動車メーカーBMWがローバーを傘下に収め、2001年に新たな自動車ブランドとして生まれ変わったMINI。2002年3月2日(ミニの日)に日本での発売をスタートさせると、瞬く間に注目を集め人気車種となりました。
2016年からは5年連続で外国メーカー車モデル別新車登録台数1位を記録するなど、日本は世界屈指のMINI市場を確立していると言われています。小型車トップクラスの走行性能はもちろん、目を引く洒落なデザインも人気の理由で、外車のなかでも安定したリセールバリューを保ち続けているのがMINIの特徴です。
リセールバリューの高い外車を、より高く売る方法は?
大切な愛車を手放す時がきたら、できるだけ高い値段で買い取ってもらいたいものです。では、どうすれば買取価格をアップすることができるのでしょうか。ここでは、リセールバリューの高い車を、より高く売るためのポイントを詳しくご紹介していきます。
良い状態を保つこと(外車で特に気を付けたい点とは?)
愛車をより高い値段で買い取ってもらうためには、何といっても良い状態を維持することは大前提です。外車は国産車と比べてキズや凹みなどに対して厳しいのが一般的で、買取価格が大きく下がってしまう要因になります。事故による修復歴も同様で、外車を高く売りたいのであれば、購入した時から良い状態を保てるように注意して乗ることが大切です。
また、外車の中古車市場では社外オプションは好みが大きく分かれるため、純正パーツの残っている車の方が、買取価格が高くなる傾向にあります。後々車を手放すことを考えているのなら、純正パーツを残しておくようにしましょう。
下取りがいいのか買取がいいのか検討を
車を新しく購入する場合、現在乗っている車をディーラーなどに下取りしてもらって購入資金に割り当てるのか、または買取専門店などで買取をしてもらうのか迷うところです。
下取りの場合には、新車が納車されるまで現在の車を乗り続けることができたり、手続きが楽だったりという良さがあります。一方、買取は販売ルートが多いなどの理由で、下取りと比べて買取価格が高くなる傾向にあり、手続きの手間を考えても十分なメリットを享受できると言えるでしょう。
リセールバリューを知って、楽しいカーライフを送ろう
リセールバリューを把握したうえで車を買うことで、その後もお得に新車や自分が好きな車に乗り換えることができます。もし次に購入する車が明確に決まってない場合は、これらのリセールバリューを参考に車選びをするのも良いでしょう。
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