エクストレイルの維持費はいくらか?自動車税や重量税も解説
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エクストレイルへの乗り換えを検討するにあたり、税金などのコストがいくらかかるか気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、自動車税や自動車重量税、環境性能割といった税金の基礎知識、2024年度の税金優遇制度について解説します。また、車検費用や自動車保険など、税金以外の費用についても解説するため、エクストレイルを購入したい方はぜひ参考にしてください。
エクストレイルの税金についての基礎知識
エクストレイルの購入や維持には、自動車特有の税金として「自動車税」や「自動車重量税」、「環境性能割」がかかります。各種税金の意味や金額は次の通りです。
自動車税とは
自動車税とは、毎年4月1日時点で自動車を所有している場合に支払う税金です。自動車税の金額は自動車の排気量によって異なります。例えば、排気量が1,500cc超から2,000cc以下の場合、自動車税の金額は36,000円です。
自動車重量税とは
自動車重量税とは、新車の登録時や車検時に支払う税金です。普通車の自動車重量税の金額は、車両重量に応じて決まります。
自動車重量税が最初に課税されるタイミングは新車登録時で、3年分の税金をまとめて支払います。2回目以降の車検時には、2年分ごとの支払いが必要です。
エクストレイルはエコカー減税の対象車種のため、自動車重量税が安くなります。例えば、型式が「6AA-T33」のエクストレイルは新車登録時の自動車重量税がかかりません。2回目の車検時の自動車重量税は、エコカー減税適用後の金額で20,000円です。エコカー減税とは、環境性能が優れている車は税金の優遇措置を受けられる制度のことです。
環境性能割とは
環境性能割とは、自動車取得税に代わって課されるようになった税金で、自動車の取得時に支払う必要があります。
環境性能割の税率は自動車の燃費性能などによって決まり、最も安い場合は非課税、高い場合は3%です。自動車の取得価額に税率を掛けた金額が、環境性能割の金額となります。
エクストレイルの場合、型式によっては環境性能割を非課税で購入することが可能です。実際の税率や金額は見積もり時に確認しましょう。
電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車は非課税となるため、エクストレイルでも型式によっては非課税で購入することが可能です。
エクストレイルが受けられる税金優遇制度
新車でエクストレイルを購入する際には、減税制度の対象となる場合があります。主な税金優遇制度は次の通りです。
エクストレイルの税金優遇
エクストレイルの新車購入時に受けられる減税には、エコカー減税とグリーン化特例の2種類があります。
エコカー減税は環境性能に応じて自動車重量税が免税または減税される仕組みです。2024年1月1日から2025年4月30日までに新車新規登録を行った場合に適用されます。
エクストレイルでは、燃費基準達成割合が90%のモデルで新車新規検査時の重量税が免税となります。燃費基準達成割合が80%のモデルでは50%軽減が適用され、新車新規検査時の重量税額は15,000円です。
グリーン化特例は、2023年4月1日から2026年3月31日までに新車新規登録を行った場合に適用されます。翌年度分の自動車税について、概ね75%の軽減を受けることが可能です。
エクストレイルの維持費用
エクストレイルの維持には、車検費用や自動車保険料、ガソリン代、メンテナンス費用などもかかります。
車検時にかかる費用は、法定費用と車検基本料の2種類です。法定費用には、自動車重量税や自賠責保険料、印紙代が含まれます。車検基本料は点検などにかかる手数料です。金額は車検を依頼する業者によって異なります。
自賠責保険以外に、任意保険にも加入する場合は、保険料の支払いが必要です。任意保険の料金は、契約する保険会社やサービスの内容、契約者の事故歴に応じた等級によって異なります。
ガソリン代は、ガソリンの価格や車の燃費、走行距離などで変わります。エクストレイルの場合、カタログに記載の燃費は17km/L前後です。ガソリン価格が160円であれば、170km走るためにおよそ1,600円のガソリン代がかかります。ただし、実際の燃費は走る道路の状況や載せる重量などによって変わるため、カタログに記載の数値はあくまでも目安です。
洗車やタイヤ、ワイパーゴム、ウォッシャー液の交換といったメンテナンスにも費用が掛かります。自動車の部品に不具合があるままで走行していると危険なため、日頃からメンテナンスをしておくことが大切です。自分で交換することが難しい部品などは、専門の業者にメンテナンスを依頼しましょう。
エクストレイルの維持費用まとめ
エクストレイルにかかる税金には自動車税や自動車重量税があり、排気量や車両重量、環境性能によって金額が異なります。エコカー減税やグリーン化特例などの制度を使うと、免税や減税を受けてコストを抑えることが可能です。
税金以外にかかる維持費用として、車検費用やガソリン代、各種保険料などもあります。エクストレイルへの乗り替えを検討する場合は、これらのコストを考慮しましょう。
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