低価格で低燃費、小回りが利いて走りやすいことで知られる軽自動車。普通車よりも手ごろな価格で購入できる上に、実は売るときは高く売却できることをご存じでしょうか。そこで今回は、軽自動車が中古車市場で人気がある理由についてご紹介します。

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軽自動車が高く売れる理由

最近の国内自動車市場では、軽自動車の人気が高いといわれています。軽自動車といえば、少し前までは女性や高齢者が乗っているイメージでしたが、今では男性でも購入する方が増えています。どうして普通車よりも、軽自動車が多くの方に受け入れられているのか。それは、以下に挙げられるように軽自動車にはメリット数多くあるためです。

• 新車でも低価格で購入できる
• 燃費が良く、環境にもやさしい
• 小回りが利いて運転も楽
• 1人暮らしからファミリーまで幅広く対応できる
• 税金が安い
• 外観や内装にこだわった車が増えている

「価格」「燃費」「小回り」「デザイン」など、さまざまな面で軽自動車は高く評価されています。このように自動車はメリットが多いため、老若男女問わず購入する方が増えていることにも納得です。つまり、軽自動車の需要の高さが売却価格を押し上げていると考えられます。

軽自動車の人気メーカーや車種

軽自動車の中でも人気が集中するメーカー、車種といえば、ホンダ「N-BOX」、ダイハツ「ムーヴ」「タント」、スズキ「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンR」などです。これらの人気車種を中古車買取店の査定に出せば、高額な査定が期待できるでしょう。

また、スズキの軽SUVである「ジムニー」の現行車は、2018年の発売から数年が経過した現在でも非常に人気が高く、新車の納車は約1年待ちという状況です。こうした人気車種は、「中古車でも良いのでできるだけ早く入手したい」という需要が高いため、特に高額で買い取ってもらえるでしょう。

売却時の価格が、購入価格の何%かを表示する数字をリセールバリューと呼びます。例えば普通車のセダンの場合、3年後のリセールバリューは50%前後であるのに対して、軽自動車は低くて50%、高くて70%だといわれています。つまり、100万円で購入した軽自動車が3年経過しても70万円で売れる可能性もあるのです。先に紹介した人気車種NBOXやムーヴなどは、年数が経過しても比較的高い価格で売れる傾向にあります。

軽自動車の査定額はどう調べる？

自動車の売却時の査定額を調べるには、大きく分けて「大まかな査定額の相場が調べられるインターネット査定」と「正確な査定額がわかる店頭査定や出張査定」の2通りがあります。いずれの査定も、無料で行えることがほとんどです。

大体の価格を知るなら「インターネット査定」

中古車買取業者のウェブサイトや中古車情報サイトなどから、売りたい車の情報を入力すると、その車の査定額の相場を調べることができます。現物の車を見せる必要がなく、簡単で大変便利です。

ただし、この査定額は車の車種・型式・走行距離などの一般的な情報をもとに算出されている相場額をもとにした、「参考値」であることには注意してください。相場額は日々変動していますし、実際の査定額は、修理・メンテナンス歴や使用状況、各種オプションの有無などで大きく変わる可能性があります。

軽自動車の実物を見せる「店頭査定」「出張査定」

インターネット査定よりも正確な査定額を知りたい場合には、軽自動車の実物を見せる査定を受けます。この場合、自分で車を中古車買取店へ持ち込む「店頭査定」と、中古車買取業者に自宅等へ来てもらって査定を受ける「出張査定」の2通りがあります。店頭と出張で、査定額に差はありません。

査定額は日々変動しますので、確実にその査定額で軽自動車を売りたい場合は、車検証や印鑑証明書などの売却に必要な書類をあらかじめ準備しておき、査定後すぐに売却手続きに入れるようにしておきましょう。

洗車や清掃は直接査定額に影響しないとされていますが、全体の印象を良くします。できればしておくと良いでしょう。また、査定額は買取業者によって異なりますので、複数の業者から査定を受けることをおすすめします。

軽自動車の査定におけるポイントとは

軽自動車の買取価格の査定では、判断の基準がおおよそ決まっています。どのような点が考慮されて査定額が決まっていくのか、ここでは、基本的なポイントをいくつかご紹介します。

年式や走行距離など基本的な査定ポイント

基本となる査定ポイントは、年式・走行距離・グレードです。中古車の売却時には、一般的に年式が新しく、走行距離が短く、グレードが高いほど、査定額が高くなります。

また、ボディカラーも実は大きな影響のある項目です。多くの場合は白・黒などが人気色で、査定額も高くなります。その他、傷や事故修復履歴の有無、エンジンの状態、内装のコンディション、車検の残り期間、純正オプションの有無、書類がそろっているかなどが査定の要素となります。

安全装置搭載の有無やオプションなどの査定ポイント

ドライバーの安全意識の向上に伴い、軽自動車も安全装置がついた車種への注目が高まっています。特に自動ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱抑制（警報）などは需要が高く、またメーカーオプションとしては新車時にしか取り付けられないため、搭載されている軽自動車は査定で有利になる可能性があります。

また、その他のオプションは、メーカーオプションまたはディーラーオプションの「純正オプション」か、後付けの「社外オプション」かどうかで評価が変わります。純正オプションでは、ナビゲーションやサンルーフ、ヘッドライトセット、アルミホイール、レザーシート、フロアマット、オーディオなどの装備が比較的高く査定される項目です。社外オプションは、中古車の売却時にはあまり高い査定は期待できません。

軽自動車をさらに高く売るには？

軽自動車は中古車市場でも高く評価される傾向にありますが、自分の愛車をさらに高く売るにはどうすれば良いでしょうか。そのポイントを以下にまとめてみました。

 

下取りに出さない

車の売却方法には2種類あり、1つは下取りで、もう1つは中古車買取店への売却です。下取りは、新車の購入の際、もともと持っている車をディーラーに査定してもらい、その査定価格の分を新車購入の資金に回せる売却方法ですが、買取店と比べると査定価格は低いといわれています。

そもそも、ディーラーは中古車を販売して収益を上げるシステムではないため、それに向けた投資には消極的です。ディーラーに下取りを頼んでも、思ったような査定価格は見込めないと考えて良いでしょう。

 

市場価格を知っておく

軽自動車の売却先も、おすすめできるのはやはり中古車販売のノウハウを持つ買取店です。その中でも、中古車市場の情報を豊富に持っている買取店を選んで交渉すると、高額での取引も可能となるでしょう。

中古車市場の相場は、常に変動しています。その情報をリアルタイムでつかめる買取店であればベストです。オークション市場を自社で抱え持つ場合は、まさにその条件に適合しています。このような視点で買取店を選ぶことも、自分に有利な査定価格で愛車を売ることにつながるでしょう。

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おわりに

今回は、軽自動車が中古車市場で人気がある理由についてご紹介しました。コスト面、機能面、デザイン面など、メリットの多い軽自動車は、今後もニーズは高く、中古車市場においてもその価値を維持し続けることが期待できます。しかし、好材料がそろう軽自動車でも、ディーラーへの下取りを選んでしまうと適正な評価をされない場合もあります。査定の際は、中古車販売のノウハウと実績を持った優良買取店を選ぶことをおすすめします。

 

軽自動車の買取査定はラビット

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