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オールシーズンタイヤおすすめ6選! メーカー別の評判や特徴を解説します

みなさんは、ご自身の車にどのようなタイヤを装着しているでしょうか。人によっては、路面環境に合わせて頻繁にタイヤを交換しているという方もいるかもしれません。頻繁にタイヤを交換するのが面倒という方に人気なのが、オールシーズンタイヤです。しかし使ったことのない人にとっては、実際便利なものなのか、問題点はないのかなど気になることもあるはずです。

今回は、オールシーズンタイヤの評判はどうなのか、人気が高いオールシーズンタイヤのメーカーや製品にはどんなものがあり、評判はどうなのかなどを解説していきます。

オールシーズンタイヤの評判は?

まず、オールシーズンタイヤについて、実際に使用した人の意見や感想をインターネット上から確認しました。

結論から言ってしまうと、「便利」という声もあれば、「いまひとつ」という声もあり、一概に評判としてまとめることはできません。ただ、その意見の違いは、車を使う地域や目的によるものであるようです。

例えば、あまり雪が降らず路面凍結も見られないような地域では、「オールシーズンタイヤは役立つ」という声が主流となっています。一方で、降雪量の多い地域では「不向き」という評価が多くみられ、凍結路面に強くないことはオールシーズンタイヤの弱点です。

普段はオールシーズンタイヤで済むような地域に住んでいる方は、特に問題ないようです。一方、スキーなど本格的な積雪地帯に出かける機会が多い人からは「オールシーズンタイヤではないほうが安全だし、安心」という声を多々見受けられました。

そもそもオールシーズンタイヤとは

オールシーズンタイヤというのは、1年を通してどのような天候にもある程度は問題なく対応できるタイヤのことです。タイヤには他にもサマータイヤやスタッドレスタイヤがありますが、オールシーズンタイヤとは何が違うのか詳しく見ていきましょう。

タイヤイメージ
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サマータイヤとの違い

サマータイヤと聞くと、夏に使うタイヤというイメージを持つかもしれませんがそれは間違いです。サマータイヤは車を購入した時に元々ついているタイヤで、最も一般的なタイヤと言えます。広くノーマルタイヤと呼ばれているのはサマータイヤのことです。サマータイヤとオールシーズンタイヤの一番の違いは、雪の環境下での走行性能です。オールシーズンタイヤはある程度の雪道走行にも耐えられる設計をしていますが、サマータイヤは雪道の走行には向いていません。

タイヤのイメージ
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スタッドレスタイヤとの違い

スタッドレスタイヤは、雪道を走行するためのタイヤです。オールシーズンタイヤも雪道の走行に耐えられる設計にはなっていますが、スタッドレスタイヤの方が雪道走行性能は高くなっています。逆に雪が降っていない一般的な環境下では、スタッドレスタイヤよりもオールシーズンタイヤの方が走行性能は高くなります。

オールシーズンタイヤのメリットとデメリット

ここでは、オールシーズンタイヤのメリットとデメリットについてご紹介します。

オールシーズンタイヤのメリット

オールシーズンタイヤのメリットは、何と言っても様々な環境下で走行できる利便性の高さです。晴れや雨の日はもちろん、雪の日にも対応できます。(大雪や、凍結した道路ではスタッドレスタイヤの装着を推奨します。)

使用した人からは「積雪量が少ない地域なら、何の問題もなくオールシーズンタイヤで対応できる」「多少の雪でも、慎重に走行すれば大丈夫」「特に生活4駆を使っている人には、オールシーズンタイヤは有効」「オールシーズンタイヤは、もっと正当に評価されるべき」といった声が出ています。また、1年にわたって走行させた軽自動車でオールシーズンタイヤのメリットを実感し、所有するもう1台のワゴン車も「オールシーズンタイヤに履き替えた」という人もいました。

オールシーズンタイヤをつけておけば、タイヤを付け替えることなく1年中走行することができます。オールシーズンタイヤの商品名に「DWS」とついているものがありますが、これは「ドライ」「ウェット」「スノー」を表しています。

タイヤのイメージ

オールシーズンタイヤのデメリット

オールシーズンタイヤのデメリットは、走行性能が中途半端になってしまうという点でしょう。幅広い路面環境に対応できる反面、ドライな路面ではサマータイヤよりも走行性能は若干落ちますし、雪道走行の性能はスタッドレスタイヤに敵いません。

特に、凍結した路面を走行する機会が多い人からは「オールシーズンタイヤでは、キビシイ」という声が多く出ています。運転の安全性に焦点を当てて考えると、致し方ない……というよりも、真っ当な意見といえるかもしれません。もうひとつデメリットとして多かった意見が、タイヤの性能上、ノーマルタイヤに比べると燃費が悪いというものです。また、1年を通して快適に使えるものの「2年弱しか持たず、コスト的には高くつくように思う」といった声もありました。

オールシーズンタイヤのメーカー別評判とおすすめタイヤ6選

ここでは、オールシーズンタイヤを販売する代表的なメーカーごとの評判と、おすすめのタイヤについて詳しくご紹介します。

ダンロップ ALL SEASON MAXX AS1

ダンロップは、イギリスを発祥とするタイヤブランドで、創設以来130年以上という歴史を誇ります。日本でも、1909年に英国ダンロップ社の工場が設立、それ以降、高い技術を売りとして国内のタイヤ業界をリードする存在といっても過言ではないでしょう。

ダンロップ ALL SEASON MAXX AS1は、オールシーズンタイヤでありながらサマータイヤやスタッドレスタイヤにも負けない走行性能を誇っています。ドライな路面では、サマータイヤに負けない走行性能と静音性を発揮します。同社のサマータイヤと比較しても、静音性能は0.3dbの違いしかありません。

グッドイヤー Vector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)

グッドイヤーは、1898年、アメリカに設立されたゴム・タイヤのブランドです。企業理念として「Protect Our Good Name」を掲げ、ユーザーのニーズを満たす製品を生み出すこと、地球環境や未来を考えた技術とサービスの提供を推進してきました。今では、世界屈指のタイヤメーカーとしてその名を響かせています。

雪道にも強いスノーフレークマークが付けられ、オールシーズンタイヤとして評判になっています。欧州で冬用タイヤとして認められているほど雪道の走行性能が高く、オールシーズンタイヤでありながら冬場でも安定した走りを実現してくれます。

ヨコハマタイヤ BluEarth-4S AW21

ヨコハマタイヤは、「ヨコハマ」の名称で親しまれているタイヤメーカーによるタイヤブランドです。創立が1917年なので、日本では100年以上の歴史があります。そんなヨコハマタイヤにおいて特に評価を得ているのは、クオリティの高い運動性能と、雨天時の濡れた路面における優れたグリップ力です。

ドライ路面でも雪上路面でも安定した走行を実現する、独自の専用方向性トレッドパターンが採用されたタイヤです。V字ダイバージェントグルーブやクロスグルーブなど、複数のトレッドパターンを採用することで、どのような環境下でも高い走行性能を保ちます。

LANDSAIL 4 SEASONS

LANDSAIL(ランドセイル)は、中国のセンチュリータイヤによる高品質のタイヤブランドです。優れた安定性を備えるほか、摩耗性、燃費性、ウエットグリップ、いずれをとっても高い評価を獲得、オールシーズンタイヤ市場の中でも存在感を放っています。

スノーフレークマークがついているため、オールシーズンタイヤでありながらチェーン規制のある道路でも走行可能なタイヤです。中国の有名メーカーが製造しているタイヤで、高い走行性能を保ちながらコストも抑えられているということで、安くオールシーズンタイヤを手に入れたいという人達に評判になっています。

ミシュラン CROSSCLIMATE

ミシュランは、1889年、フランスの地でミシュラン兄弟が創立したタイヤメーカーです。その特徴は、バランスの良さと安定性に集約できます。厳しいタイヤテストを実施し、耐久性の高さを実現、世界各地のニーズに応える研究開発に力を入れていることでも知られています。

ドライ路面やウェット路面、雪上すべてにおいて高い走行性能を誇るオールシーズンタイヤです。あらゆる路面に対応したコンパウンド、雪上での安定性を保つための独自のトレッドパターン、高いドライブレーキ性能を実現する面取り加工などオールシーズン対応するための工夫が様々されています。サイブ技術という独自の技術を採用することで、ロングドライブ性能を向上させています。長時間走行しても安定性が落ちにくいということで、経済的に使えるタイヤです。

ブリヂストン MULTI WEATHER

ブリヂストンは、創業90年以上という歴史を持つ日本のタイヤメーカーです。世界のタイヤメーカーの中でも、売上は毎年世界上位であり、日本が世界に誇るタイヤメーカーです。

MULTI WEATHER(マルチウェザー)は、オールシーズン専用パターンを採用しており、”雪をグリップ”する事ができます。ドライグリップ性能もウェットグリップ性能も、夏タイヤ同等の性能を確保できる為、冬季以外も安心して走行する事ができます。

タイヤのイメージ

まとめ

様々なオールシーズンタイヤが販売されていますが、それぞれ得意とする路面が変わってきます。お住まいの地域によって雪が降る頻度や路面状況が異なるため、目的に合わせてタイヤを選ぶ必要があるでしょう。オールシーズンタイヤは一年を通して使える便利なタイヤですが、より安全により快適に走行するためにも、評判も参考にしながら、使用用途に合ったタイヤをぜひ探してみてください。

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