「オートマチック(AT)車」「マニュアル(MT)車」中古車の査定はどちらが高値?
車の査定で気にするポイントはいくつかありますが、「マニュアル車(MT)とオートマ車(AT)ではどちらが高く売れるの?」「買取価格に差なんてあるの?」と素朴な疑問をおもちの方も多いでしょう。実際にオートマチック(AT)車とマニュアル(MT)車とでは、査定価格に差があります。
そこで今回は、マニュアル車(MT)とオートマチック車(AT)では、どちらが高値で査定してもらえるのかご紹介します。
オートマチック(AT)車とマニュアル(MT)車はどちらが多い?
国内の自動車市場では、オートマチック車とマニュアル車、どちらが多く販売されているのでしょうか? 日本での2012年の販売データを見ると、販売された普通自動車の92%がオートマチック車だったとのことです。
ヨーロッパでは、まだまだマニュアル車に軍配が上がるみたいですが、国内市場に目を向ければその差は歴然です。オートマチック車限定でも、普通免許が取得できるようになったことも後押しして、オートマチック車のシェア拡大が進んでいます。
前述のデータを引き合いに出せば、マニュアル車の新車市場における需要は8%しかないことになります。
オートマチック車の普及とマニュアル車の需要先細りという傾向は、今後ますます顕著になることが予想されます。そのため、中古車市場における価格相場にも影響を与える可能性が高くなるでしょう。
査定価格にも差がでる
査定を依頼する際に、オートマチック車かマニュアル車かで、査定価格に差がでます。
前述の通り、査定価格は車の流通台数や、需給バランスと密接な関係にあります。
現状において、マニュアル車の流通台数はオートマチック車に比べて少なく、供給量が少ない傾向にあります。これは、マニュアル車を求める人がいても、なかなか手に入りにくいことを意味しています。これにより、マニュアル車の希少価値が高まり、中古車市場ではマニュアル車が高く評価されることもあります。
スポーツカーはその傾向が顕著で、車種が同じでも価格に何十万円と差が開くケースもあります。「スポーツカーはマニュアルが当たり前」という考えが定着している以上、マニュアル車のほうが高く売れるのは、当然の成り行きでしょう。
中古車市場の動向に左右される
マニュアル車が高く売れるのは、新車販売価格がオートマチック車と比べて、そもそも高いという要素もあります。プラスして、需給バランスによって変動する市場相場を見なければならないわけですが、「ユーザーがどのような車を求めているか」というニーズをつかむことも非常に大切です。
スポーツカーではマニュアル仕様が好まれますが、ミニバンやエコカーなど、走りやすくて燃費もいい車はオートマチック車も人気があります。悪路走行に強いRV車は、以前だと馬力を引き出せるマニュアル車が有利という見方がありました。
しかし、現在のオートマチック車はマニュアル車に劣らない性能になり、雪の多い地域でもオートマチックのRV車が走り回る光景は珍しくありません。この点を見れば、必ずしもオートマチック車はマニュアル車と比べて、査定に不利とはいえないでしょう。
中古車の査定価格は、市場の動向やニーズ、車種や性能が大きく関わってくるため、「オートマチック車だから安い」「マニュアル車が高く売れる」と一概にいえないのが実情です。複雑な要素も絡んでくることから、車の査定は買取店によく相談することをおすすめします。
おわりに
今回は、マニュアル車(MT)とオートマチック車(AT)では、どちらが高値で査定してもらえるのか紹介しました。国内の自動車市場は、販売された普通自動車の92%がオートマチック車です。車の流通台数や需給バランスを考えれば、一概に流通台数の少ないマニュアル車の査定価格が安いとは限りません。そのため、車が市場でどう評価されているのか、市場動向を把握しておく必要があります。市場データを豊富にもっている買取店に査定を頼めば、より高値での査定に期待がもてるかもしれません。
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