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寒い時期に車のエンジンがかからない原因と対策車で移動しようと乗り込み、エンジンをかけようとしたらかからない!というトラブルは、冬には珍しくありません。急いでいるときや目的地から帰宅しようとしているときに車のエンジンがかからないと、冬の寒い時期なら特に焦ってしまうものです。

車のエンジンがかからないときにチェックしたい原因と対策について見てみましょう。

 

故障ではなく自分で対処できる場合

車のエンジンがかからないと「どうしよう、車が出せない」とパニックになってしまいがちです。しかし、JAFやロードサービスを呼ぶ前に慌てず騒がず、自分で解決できる問題かどうかを冷静にチェックしましょう。

 

レバーがP(パーキング)に入っていない

レバーがPに入っていないAT車の場合、まずはレバーの位置を確認します。

AT車のエンジンは、レバーが「P」に入っているときしかかからない仕様になっています。D(ドライブ)やN(ニュートラル)、R(リバース)のままエンジンを切った場合は、再びエンジンをかけようとしてもエンジンはかかりません。うっかりJAFやロードサービスなどを呼んで恥ずかしい思いをした…ということがないようにしましょう。

落ち着いて、「P」に入れなおしてエンジンをかけましょう。

 

 

 

ハンドルロックがかかっている

ハンドルロックがかかっている場合は、キーが回らないためエンジンもかからない状態になっています。特に、急ぎの場合や同乗者がいるときは普段通りにエンジンをかけようとしているのに、焦ってしまうものです。

ハンドルロックがかかってしまった場合は、ハンドルをどちらか左右に動かしながらキーを回せばエンジンはかかります。AT車の場合は、レバーが「P」に入っているかも確認するようにしましょう。

 

何らかのトラブルでエンジンがかからない場合

レバーやハンドルをチェックしても問題がなく、キーは回るのにエンジンがかからないという場合、車に何らかのトラブルが起こっている可能性があります。多くの場合はJAFやロードサービスを呼んで対処してもらうことになりますが、早めに対処していれば防げるトラブルも多いのです。

 

バッテリーのトラブル

バッテリーのトラブル車のエンジンがかからない原因で1番多いのが、バッテリー上がりなどのトラブルです。キーは回るのに手ごたえがなく、エンジンを回すモーターが動いている気配がないことが特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

バッテリー以外のトラブル

車のキーを回すと、モーターは動くがエンジンがかからない場合、バッテリー以外に問題があると考えられます。ガソリンのメーターを確認してみて、ガス欠になっていないか見てみましょう。

ガソリンはあるのにエンジンがかからない場合は、内部が故障している可能性があります。エンジンを回すセルモーターや電気をためておくオルタネーターといった部品の故障の場合と、エンジン自体にトラブルが発生している場合があります。

 

上記のトラブルの場合、ロードサービスやJAFに連絡を取り状況を説明して指示に従います。すぐ近くにガソリンスタンドがある場合は、1度修理対応が可能か聞いてみても良いでしょう。

 

エンジンがかからないトラブルを防ぐには

車のエンジンがかからない場合、とにかく慌てず冷静に確認することが大切です。レバーをP以外の位置にしていてもエンジンを切ることはできますが、キーが抜けないはずなので、エンジンを切る際に1度キーを抜くようにすることで防止できます。

長年乗っている車や、逆に長年乗っていない車はトラブルが起こる確率が高くなるため、点検時期前でも「ちょっと調子が悪いかな」と感じたら早めに点検することをおすすめします。

 

おわりに

車のエンジンがかからない原因は、ちょっとしたことから内部の故障まで実にさまざまな原因があります。

車は走って当たり前と思っていても、トラブルが起きて初めて適当に扱っていることに気づいたりするものです。

かわいい愛車も、走行距離を重ねるごとに消耗していくものです。日ごろから状態をこまめにチェックすることで、トラブルを未然に防ぎましょう。

 

<記事NO.RC‐00110>

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