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道の駅めぐりドライブ

ドライブの目的地や中継地点として人気が高まっている「道の駅」。駐車スペースが多くドライブ中の休憩に困らないだけでなく、ご当地ならではのサービスも豊富にそろっています。

 

今回はドライブスポット「道の駅」を便利に利用するコツや、より楽しく有効に活用する方法についてご紹介します。

 

道の駅とは?

道の駅とは「地域とともにつくる個性豊かなにぎわいの場」をコンセプトとした施設です。自治体が道路管理者と共同で設置し、国土交通省への申請が認められると「道の駅」として登録されます。休憩所や地域おこしのための施設を併設した駐車場の形式で運営されており、単なる休憩所にとどまらず「ご当地情報の発信」「人と地域とをつなぐ」役割を担っています。

 

「高速道路のサービスエリアのような施設を一般道にも」という道路利用者のニーズに対応する形で、1993年に当時の建設省(現在の国土交通省)によって施設の登録が始まりました。現在では、わずか20数年の間に全国で1,000箇所を超える道の駅が登録されています。

 

まずは道の駅に立ち寄ってみよう

すでに道の駅を利用したことがある方も多いと思いますが、まだ利用したことがない方は、まず休憩のために利用してみましょう。駐車場の使用は基本的に無料です。トイレや休憩所、自動販売機などがあり、高速道路のサービスエリアのような印象を受けるでしょう。

 

道の駅によっては、ご当地の特産物や観光土産を販売するスペース、地元の食材などを楽しめる飲食施設が併設されている場合もあり、ドライブの気分転換に最適な設備が充実しています。

 

温泉や豪華トイレ!?道の駅めぐりの楽しみ方

道中の疲れを癒す

道の駅めぐりの楽しみ方近頃は個性的な設備やサービスで人気を集めている道の駅が増えています。長野県富士見町の国道20号沿いにある「道の駅 信州蔦木宿(しんしゅうつたきじゅく)」には日帰り温泉が併設されており、「観光客や長距離ドライバーが道中の疲れを癒す休憩に最適」と評判です。
 

 

 

話題のネタを見つける

福岡県大任町の県道52号線沿いにある「道の駅 おおとう桜街道」には、24時間使用できるトイレとは別に、建設に1億円をかけたとされる豪華な「優美トイレ」があり、テレビ番組などで話題を呼んで、全国区に知れ渡る存在となりました。話題の場所に訪れ、会話のネタとするのも面白いでしょう。

記念入場きっぷを収集する

約半数の道の駅には「記念入場きっぷ」という、駅の名前と訪れた日付が書かれたきっぷ型の記念品が売られており、スタンプラリーのような感覚で収集できるため、遠方からきっぷを目当てに訪れる方もいるそうです。ドライブの目的として良いかもしれません。

 

キャンプ場を利用する

キャンプ場を利用道の駅とキャンプが結びつかない方もいるかもしれませんが、キャンプ場が併設された道の駅は全国各地にあり、その数も決して少なくありません。

 

例えば、茨城県城里町の国道123号線沿いにある「道の駅 かつら」では、駐車スペースに隣接する那珂川の河川敷をオートキャンプ場として使用できます。バーベキューなどの他、那珂川の清流で釣りを楽しむことも可能です。近くに温泉もあるため、日帰りでも泊まりでも満足できることでしょう。自然と触れ合う本格的なアウトドアも行えるのが道の駅なのです。

 

道の駅めぐりをする

テーマパークや観光名所は入場料がかかる場合も多いですが、道の駅は入場料がかからない上に観光名所と比較しても見劣りしないサービスが楽しめます。ただの休憩所ではなく、ドライブの目的地となり得る駅も多数あります。ドライブルートに加えるだけでも道中が楽しくなるとは思いますが、面白そうなサービスがある道の駅を事前に探したり、行き当たりばったりで道の駅をめぐったりするだけでも十分に楽しめるでしょう。

 

おわりに

今回は道の駅の概要やさまざまな楽しみ方についてご紹介しました。いくつもの道の駅を訪ねながら、それぞれの特色あるサービスに触れるだけでも、充実したレジャーを楽しめることでしょう。

 

ドライブだけでなく休憩時間も楽しませてくれる道の駅。次の休日は、複数の道の駅に立ち寄る「道の駅めぐり」を計画してはいかがでしょうか。

 

<記事NO.RC‐00009>

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