Photo by TOYZZ EXTREME-_IGP9388.8(2015)/CC BY2.0

 

ホンダ「ステップワゴン」は、家族向けというイメージが定着しているミニバンです。発売当初から多くの支持を集め、中古車の需要も少なくありません。人気モデルは高額査定を期待できるため、所有している方は買取価格が気になる方が多いでしょう。

そこで今回は、ステップワゴンの特徴や査定のポイントとともに、グレード別に買取査定額の相場をご紹介します。

 

 

プライベートで楽しめるステップワゴン

ホンダ「ステップワゴン」は、1996年から販売を開始されたミニバンです。それまでバンの多くは積み荷スペースを優先した商用車が中心でしたが、ステップワゴンは乗用を目的として設計されました。

 

初代ステップワゴンの特徴

ステップワゴンはミニバンの1種ですが貨物輸送より乗用車としての側面が重視され、その意識は車体のデザインにも反映されています。従来、国内のバンは運転席の下にエンジンが置かれるキャブオーバータイプが主体でしたが、このミニバンはエンジンスペースが運転席の前にあるボンネットタイプになっています。収納性より乗り心地を重視したタイプのステップワゴンです。

 

最新モデルは5代目

販売当初、ステップワゴンのモデルは「W」と「G」と「N」の3種類が基本タイプとして設定され、駆動方式とシートの配置により各種のグレードに区分されます。その後、2001年・2005年・2009年・2015年の4回に及ぶフルモデルチェンジが行われており、現行モデルは5代目です。基本的なグレードは「B」「G」「G・EX」「SPADA」と「SPADA・COOL Spirit」の5種類ですが、2016年に販売開始されている最上位グレードの「ModuloX」も見逃せません。

 

グレード別！ステップワゴンの買取査定額の相場

ステップワゴンの査定額は車種全体の相場が約132万円であり、「G」「G EX」や「Modulo X」は買取市場において人気があります。ただし、直近のフルモデルチェンジは旧モデルの相場価格に少なからず影響しています。

 

人気グレードの買取相場

「G」と「G・EX」のうち「ホンダセンシング」は、比較的新しいモデルということもあり、7人乗りと8人乗りともに買取査定は約180万円です。中古車店によっては、200万円を超える高額買取も期待できます。

「Modulo X」も乗車定員に関係なく同様の査定が示され、200万円を上回ります。

 

旧モデルの買取価格は下落傾向

ステップワゴンは2015年に4回目のフルモデルチェンジがあり、それまでのモデルは買取価格が下落傾向に転じています。グレードが「G」の場合、年式が2015年以降のモデルであれば査定相場は100万円代後半～200万円代前半ですが、2011～2014年式は高くても100万円代前半にとどまります。さらに2010年式以前は、いずれのグレードにおいても100万円に達しないことも少なくありません。

 

 

 

 

ステップワゴンの査定ポイント

ステップワゴンの買取に限らず、買取査定額は車の状態などによって大きく異なる場合があります。少しでも高く査定してもらうためには、いくつかポイントを知っておくと役立つでしょう。

 

ステップワゴンは人気が高い

ステップワゴンは販売開始から20年以上が経過していますが、今でも人気は衰えを知りません。そのため、旧モデルでも、需要の高いグレードであれば高額買取を見込めるといわれています。

特に人気のあるモデルは、初代のハイグレード「W」、2代目の同じくハイグレードの「K」、3代目と4代目の「Li」などです。

 

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おわりに

今回は、ホンダ「ステップワゴン」の特徴や査定のポイント、グレード別に買取査定額の相場をご紹介しました。ホンダのステップワゴンは居住性に優れたデザインであり、ファミリー層をターゲットにするなど、プライベートでの使用を主目的とした車種です。中古車も多くの需要があり、最新モデルは200万円以上の買取価格も望めます。旧モデルも人気のある内装やオプションが搭載されていれば高額査定を目指せるため、一度、どれほど好条件を満たしているか見直してみると良いかもしれません。

 

＜記事NO.RC‐00169＞