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ローン中の車を売る方法を解説!残債がある場合の注意点と買取のポイントとは?

この記事では、ローンが残っている(残債がある)車を売る方法を解説します。残債がある車を売る場合には、注意点すべきポイントやデメリットがあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

さらに車を高く売るコツやポイントも解説しますので、ローン中の車の売却を検討している方は参考にしてください。

ローン中の車を売る方法の基本手順

ローンを組んでいる車を売る方法について、基本的な手順を解説します。

車の査定を受ける

ローン中の車を売却する最初のステップは、車の査定です。まずは車の買取業者に、査定の申し込みとローンの相談を依頼しましょう。買取業者は、車の年式、走行距離、車の状態などを基に査定価格を提示します。

この際、売却したい車にローンが残っていることを事前に伝えておくと、手続きが円滑に進めやすくなります。

残債の確認と返済手続き

査定が終わったら先ずは所有権が付いているかの確認、次にローンの残債を確認しましょう。査定金額より残債が少ない場合は差額を受け取れますが、残債の方が大きい場合は別途返済資金を用意するか、残債を新たなローンに組み直すといった手続きが発生します。

車の名義変更と売却手続き

ローン中の車の売却が決まったら、車の名義変更のために必要な各種書類を準備します。基本的な必要書類は下記のとおりです。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車リサイクル券
  • 自動車納税証明書
  • 実印・印鑑登録証明書
  • 委任状・譲渡証明書
  • 所有権解除依頼書

必要書類を用意し、名義変更が済んだら、売却手続きを行います。必要書類とともに車両を引き渡して売却手続きは完了です。

高く車を売るためのコツとポイント

高く車を売るために重要なポイントは、まず見た目をきれいに保つことです。見た目の良さは、車の査定価格に大きな影響を与えます。車内外のクリーニングや小さな傷の修理をすることで、定期的なメンテナンスを行っているという印象を持たれやすく、見積もり額を高められる可能性があります。

ローン中の車を売る方法を解説!残債がある場合の注意点と買取のポイントとは?

また車の価値は、そのモデルの需要や季節によっても変動するため、売却するタイミングは重要です。例えば、4WD車は冬の前に需要が高まる傾向があります。また、新車モデルが発売される前に売却すると、旧モデルの価値が下がるのを避けられます。

残債のある車を売る際の注意点

残債のある車を売る際は、次のポイントに注意しましょう。

ローン会社との事前相談

車検証に所有権が付いているか確認のうえ、車の売却前に、必ずカーローンを組んでいる会社と事前に相談しておくことをおすすめします。

カーローンによっては、そもそもローン返済中の車両の売却を禁止していることもあります。その場合、自分名義の車両であっても勝手に売却してしまうと契約違反になるので、必ずローン会社に確認しましょう。

ディーラーとの取引注意点

残債のある車を売却する場合、ディーラーや買取業者との間で明確な合意を持つことが大切です。売却額が残債額を下回る場合、その差額をどのように支払うのか、名義変更のタイミングはいつなのか等、売却の詳細について事前に確認しましょう。

車の価値と残債額のバランス

残債のある車を売却する際は、車の現在の価値と、ローンの残債額とのバランスを意識することが重要です。売却額がローンの残債を上回る場合、それは利益となりますが、逆に残債の方が高い場合は差額を補填する計画を立てる必要があります。

残債を新たなローンに上乗せして返済する場合も、返済額が予想以上に大きな負担となってしまわないよう、売却前によく検討しておきましょう。

よくある質問と解決策

ローン中の車を売る際によくある質問と、その解決策をご紹介します。

ローン中の車を売る方法を解説!残債がある場合の注意点と買取のポイントとは?

家族名義の車を売る場合の手続き

家族名義の車を売却する際は、車検証や自賠責など車の書類に加えて、家族(家族内の所有者)の印鑑証明書、譲渡証明書、委任状、身分証明書などを用意することになります。また譲渡証明書と委任状には、家族(所有者)の実印の押印も必要です。

さらに、家族が存命でない場合は所有権を移転する必要があります。そのほかにも、認知症などにより委任状が効力を発揮しない状態の場合は、成年後見人の手続きなどが必要になります。

車の買取サービスを利用するメリット

車の買取サービスを利用すると、専門の業者が車の査定から売却までの手続きを全て行ってくれるので、必要書類の準備や手続きといった手間と時間を大幅に削減できます。

なかには無料で出張査定をしているサービスもあり、気軽に利用しやすいのが大きなメリットです。

ローンが完済していない車を売るデメリット

ローンが残っている車を売却する際の最大のデメリットは、売却額が残債額を下回る可能性があることです。特にローンが残っている車は、市場価格よりも査定額が低くなる傾向があります。

また売却後に残債がある場合、新たにカーローンを組むと、月々の返済負担が増えてしまう点にも注意が必要です。

まとめ

この記事では、ローン中の車を売る方法について解説しました。残債のある車を売る際には、まずローン会社へ事前に相談する必要があります。残債額よりも売却額が多い場合はそのまま売却できますが、残債額の方が多い場合は返済方法を検討する必要があります。

新たにローンを組んだり上乗せしたりすることも可能ですが、そのぶん返済額が大きくなるため、売却前に売却額と残債額とのバランスをよく考えておきましょう。

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