軽自動車の名義変更を自分でする方法と手順
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軽自動車の名義変更が必要になり、自分で手続きできるか調べているという方もいるのではないでしょうか。名義変更は適切に行わないとトラブルが起きるリスクがあるため、正しい方法を理解しておくことが大切です。
この記事では、軽自動車の名義変更に関する基礎知識や、名義変更を自分で行う手順について解説します。
軽自動車の名義変更は自分でもできる?
軽自動車の名義変更は、ディーラーへの依頼だけでなく、自分でも行うことができます。軽自動車の名義変更を自分で実施する場合と、ディーラーに依頼する場合の違いは次の通りです。
自分で実施 | ディーラーに依頼 | |
金額 | 数千円程度(住民票などの必要書類の取得、ナンバープレートの変更にかかる費用の合計) | 20,000円~30,000円程度(必要書類の取得などにかかる費用と、ディーラーへの手数料の合計) |
時間 | 数日程度(必要書類の準備と届け出の手続きを含む) | 最短1日(必要書類が揃っている場合) |
手間 | 多い | 少ない |
時間に余裕があり、手間がかかってもよいという場合には、自分で名義変更を行った方が金額を抑えられます。一方、手続きにかかる時間や手間を省きたい場合には、ディーラーへの依頼が適しています。
軽自動車の名義変更が必要な状況とリスク
ここでは、軽自動車の名義変更が必要となる状況や、名義変更を行わないことで生じるリスクについて解説します。
名義変更はどんなときに必要?
軽自動車の名義変更が必要となるタイミングは、軽自動車の所有者が変わる時です。例えば、中古の軽自動車を売買する時や、家族や知人から車を譲り受ける時などに名義変更の手続きを行う必要があります。
名義変更を行わない場合のリスク
軽自動車の名義変更を行わないと、車の所有者と自動車保険の加入者の名義が一致せず、事故が起きた時に保険が適用されません。また、軽自動車税の納付書や、交通違反時の通知などが旧所有者のもとに届いてしまうことも、名義変更を行わない場合のリスクです。
軽自動車の名義変更の基礎知識
軽自動車の名義変更に必要な書類やかかる費用、時間などの基礎知識は次の通りです。
名義変更に必要な基本書類一覧
軽自動車の名義変更を行う際には、下記の書類が必要となります。
- 車検証(自動車検査証)の原本
- 新所有者の住民票の写し(マイナンバーが記載されていないもの)、または印鑑証明書
- 自動車検査証変更記録申請書(軽第1号様式)
自動車検査証変更記録申請書は、軽自動車検査協会のホームページからダウンロード、または協会の事務所窓口などで取得できます。
追加で必要になる場合がある書類
・ナンバープレート
車検証に記載されている軽自動車の使用の本拠地の管轄が変更になる場合は、ナンバープレートが必要です。
・希望番号予約済証
希望のナンバーがある場合には、希望番号予約センターから発行される予約済証の提出が必要です。
・字光式車両番号指示願
字光式ナンバーを希望する場合に必要となります。
・申請依頼書
新所有者以外の人が手続きをする場合は、申請依頼書の提出が求められます。
・軽自動車税申告書
名義変更と合わせて軽自動車税の申告などを行う場合に必要です。
名義変更にかかる費用
軽自動車の名義変更では、自動車検査証記録事項の変更手数料は無料です。住民票の写しまたは印鑑証明書の発行には、コンビニ交付サービスでは200円、窓口では300円がかかります。ナンバープレートの変更にかかる費用は地域によって異なり、通常は1,500円程度です。希望ナンバーや字光式プレートでは4,000円から6,500円程度かかります。
名義変更をディーラーなどに依頼する場合は、上記に加えて手数料が必要です。
名義変更の所要時間
軽自動車の名義変更手続きにかかる時間は、必要書類を揃えるまでの時間や、提出時の窓口の混雑状況によって異なります。窓口で名義変更を行う際の待ち時間の目安は、30分から1時間程度です。
軽自動車の名義変更を自分で行う手順
軽自動車の名義変更を自分で行う場合、次のような流れで手続きを進めましょう。
軽自動車検査協会での手続き方法と流れ
個人の軽自動車の名義変更手続きは、新所有者の地域を管轄する軽自動車検査協会で行います。必要な書類を揃えて記入した上で、軽自動車検査協会の窓口に提出しましょう。ナンバーに変更がある場合は、ナンバープレートを外して返納します。提出書類の内容に問題が無ければ、新しい車検証およびナンバープレートが発行され、名義変更の手続きは完了です。
名義変更後のナンバープレート交換手順
軽自動車の名義変更でナンバーが変わる場合、ナンバープレートの交換作業は自分で行います。まずは、古いナンバープレートを固定しているネジの封印をマイナスドライバーなどで外し、中にあるネジをプラスドライバーで外して返納します。新しいナンバープレートが発行されたら、プラスドライバーを使ってネジでプレートを車体に取り付けましょう。
まとめ – 自分で軽自動車の名義変更を行う際のポイントと注意点
軽自動車の名義変更を自分で行う際は、車検証や住民票の写しなどを用意した上で、必要書類を記入して窓口に提出します。名義変更の手続きはオンラインや郵送などではなく、軽自動車検査協会で行う必要があるため、比較的手間がかかる点に注意が必要です。名義変更が行われていないと保険が適用されないなどのトラブルが起きるため、手続きを正しく進めましょう。
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