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運転免許の更新は、3年または5年に1回の頻度なので、いざとなると記憶があやふやで流れが思い出せない方も多いのではないでしょうか。更新が初めての方はなおさら不安かもしれません。免許更新はそれほど難しい手順ではありませんが、流れを押さえておけばよりスムーズに進められます。ここでは運転免許更新の手続きについて、その方法や必要書類、かかる時間、さらに費用などについて詳しく解説します。

免許更新の流れ

まずは、免許更新の流れについて、全体をざっくり把握しておきましょう。

  1. 更新連絡はがきが届く
  2. 必要なものを持って、指定場所へ出向く
  3. 更新手続き及び写真撮影を行う
  4. 指定された内容の講習を受ける
  5. 新しい免許証を受け取る

ただし、運転者の経歴や更新場所の選択によって、上記の流れは若干変わる点もありますので、次項からさらに詳しく解説します。

状況によって異なる! 免許の更新期間

免許の更新期間は、全員一律ではなく、「年齢」及び「免許経歴や違反歴」によって違いがあります。

ご自身はどの更新期間に該当するか、確認してみましょう。

運転免許の色分け区分と更新期間

  • グリーン免許(新規の免許取得者)3年
  • ブルー免許(5年以上運転免許証を保有し、かつ3点以下の違反が1回のみ) 5年
  • ブルー免許(初回更新者または違反運転者)3年
  • ゴールド免許(5年以上運転免許証を保有し、無事故・無違反)5年

ただし、ブルー免許やゴールド免許の更新期間5年に相当する方でも、70歳の人(更新期間満了日の直前の誕生日に71歳を迎える人)は4年、71歳以上の人(更新期間満了日の直前の誕生日に72歳を迎える人)は3年となります。

免許の更新連絡はがきはいつ頃届く?

免許の更新時期を伝える連絡はがきは、居住している各都道府県の公安委員会から更新年の誕生日の40日前ごろに届きます。

ただし、引っ越しなどのあとに免許の住所を変更しないままでいると、更新連絡はがきが届かないこともあります。更新連絡はがきがなくても更新手続きは可能ですが、更新忘れを防ぐためにも、住所が変わったら免許の住所変更も忘れずにしておきたいものですね。

免許更新当日の流れ、必要な手続き

それでは、免許更新当日の具体的な流れと必要な手続きを見ていきましょう。

1. 必要な持ち物をそろえる

免許更新に必要な持ち物を確認し、準備を整えましょう。持ち物は以下の通りです。

  • 現在の運転免許証
  • 更新連絡はがき(なくても更新は可能ですが、あったほうがスムーズです)
  • 手数料(講習区分によって異なり、優良3,000円、一般3,300円、違反または初回3,850円、高齢者講習や特定任意講習を受講済み2,500円。ご自身の該当する手数料は、はがきに記載されています)
  • 必要事項が記載された住民票の写し(本籍・氏名に変更のある方のみ)
  • 住民票の写し、または保険証・マイナンバーカードなど、新住所がわかる書類(住所に変更のある方のみ)
  • 申請用写真(不要な自治体もあります)
  • 印鑑(不要な自治体もあります)
  • メガネ、補聴器などで運転時に必要なもの

なお、70歳以上の方、免許を紛失・汚損した方、免停中の方などは、別途必要な書類がありますので、更新連絡はがきを確認するようにしてください。

2. 更新場所に出かける

更新場所は各都道府県の運転免許試験場と運転免許センターですが、場合によっては指定の警察署でも更新ができます。更新連絡はがきの指示を確認しましょう。

運転免許試験場と運転免許センターでは新免許証の即日交付が可能ですが、警察署ではほとんどの場合は即日交付ができず、後日出直して受け取ることに注意してください。受け取りまでに更新期間が過ぎてしまっても、古い運転免許証の期限が延長されますので、運転には支障はありません。

3. 免許更新の申請書に記入する

更新場所に用意された申請書に、指示通り記入します。

免許証の暗証番号(4桁数字)を求められますので、あらかじめ考えておくと手間取りません。

4. 適性検査を受ける

主に視力検査です。聴力も問われますが、一般に受付で会話ができればOKとみなされます。その他、運転に影響する身体能力について不安な点があれば、申告しましょう。

5. 免許更新にあたっての審査を受ける

提出書類や適性検査の内容を総合して、審査を受けます。

6. 写真撮影をする

免許証に貼付される写真をその場で撮影します。試験場や免許センターでは、基準を満たしたものであれば、持参した写真を使うことも可能です。

7. 免許更新時講習を受ける

検査・審査等に合格すると、更新時講習に進みます。試験場や免許センターでは、手続き当日に講習を受けられますが、警察署では後日の受講になることもあります。

また、講習は、免許経歴や過去の違反・事故歴によって、以下のように分類されています。

  • 優良運転者講習(違反や事故のない人・講習時間30分)
  • 一般運転者講習(1~3点の違反が1回ある人・講習時間60分)
  • 初回更新者講習(初めて更新する人、免許経歴が5年未満の方・講習時間120分)
  • 違反運転者講習(軽微な違反が2回以上の人・講習時間120分)

まとめ

免許更新は、更新手続きはがきの指示通りに進めていけばとても簡単な手続きです。期限切れ近くになって慌てることのないよう、早めにスケジュールに組み込んでおき、余裕を持って手続きを済ませましょう。免許更新全体の流れはこの記事をぜひ参考にしてください。


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