リセールバリューの高い軽自動車はある?軽自動車を高く売るには?
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気軽に運転しやすいことで人気がある軽自動車ですが、値段も手ごろであるために、リセールバリューが高い車が多いのも特徴です。新車を選ぶ時には、リセールバリューを考慮して購入すれば、買い替えの際の資金作りもしやすくなりますが、ここでは軽自動車のリセールバリューが高い理由や、リセールバリューが高い車種などについて、詳しく紹介します。
リセールバリューとは?
軽自動車を購入する際に考慮した方が良いのがリセールバリューですが、リセールバリューとは簡単に言えば、中古車として売却する時の車の価値のことです。中古の売却価額が高い車が必ずしもリセールバリューの高い車とは限らず、買取価格が低くてもリセールバリューが高い車もあります。軽自動車は特にこうしたタイプの車が多いのが特徴で、経済的に自家用車を利用できることから、幅広い世代に人気があります。
軽自動車のリセールバリューが高い理由
軽自動車にリセールバリューの高い車種が多いことにはいくつかの理由がありますが、どれも軽自動車ならではの特徴と大きく関係しています。
需要が多い
中古の軽自動車の購入を希望している人が多いことも、軽自動車のリセールバリューが高い理由です。軽自動車は運転の初心者から高齢者まで、幅広いタイプのドライバーが運転しやすい車ですが、使いやすさがある分、多くの人が軽自動車をマイカーとして使用しています。価格が安いことも軽自動車の人気が高い理由ですが、経済的に自家用車を利用したい人の中には、できるだけ安い価格で車を購入したいと考えている人も多いことから、新車よりもさらに安い価格で購入できる中古の軽自動車の需要が増加しています。このような高い需要に支えられているため、人気のある軽自動車の中古販売価格は大幅に下がりにくくなっていることから、リセールバリューも高くなっています。
元の価格が低い(値落ち率が低い)
新車の価格が低いことも、軽自動車のリセールバリューが高い理由です。新車の価格が数百万円クラスの高級車は、中古として売却した時にも高い買取価格がつけられやすいですが、元の価格と比較した場合、大幅に値段が下がるようなこともよくあります。例えば300万円で購入した車を100万円で売却できたとしても、元の価値の3分の1程度になっているので、値落ち率が高いことがわかります。このようなタイプの車は、高額で売却できてもリセールバリューが高い車とは言いにくいのですが、軽自動車の場合には元の価格も低い分、中古の買取価格も値落ち率が低くなっています。車の搭載している機能に比べて、販売価格が安い車種などは特に値落ち率が低くなる傾向があり、割安感のある車として人気があることから、安定した販売価格で売却できる車です。
リセールバリューが高い車種とは?
軽自動車はどの車も平均的にリセールバリューが高いですが、その中でも特に、リセールバリューが高いタイプの車種もあります。ハイトワゴンや軽バンなど、軽自動車なのに普通車並みの機能がある車種は特に人気があり、SUVなども安定した人気がある車種です。スズキのジムニーはリセールバリューの高さで定評のある代表的な車で、軽自動車なのにオフロードの道もスムーズに走行できる高い性能を持った四輪駆動車です。
スズキ製の軽自動車ではハスラーもリセールバリューが高い車で、クロスオーバーSUVとしての性能の高さが、中古市場でも人気があります。スペーシアもスズキの軽自動車の中ではリセールバリューが高く、スーパーハイトワゴンの車体は物を輸送する場合にも使用しやすいのがメリットです。エブリイワゴンもスズキが製造している人気の軽自動車で、座席にゆとりがあるだけでなく、荷物を載せることができるスペースが広いことも、エブリイワゴンの人気の理由です。
スズキ以外のメーカーで、リセールバリューの高い軽自動車を販売しているのがダイハツとホンダです。ダイハツの軽自動車でも特に、リセールバリューが高い車種はタントです。タントはスーパーハイトワゴンの軽自動車ですが、軽自動車なのに車内にゆとりがあるため、人を乗せる場合にも物を運搬するにも適しています。ダイハツではコペンもリセールバリューが高い軽自動車ですが、カップルでも乗れる2人乗りのオープンカーであるところが、中古市場でも人気があります。
ホンダ製の軽自動車でリセールバリューが高いのはN-BOXとS660です。トールワゴンタイプのN-BOXは、軽自動車なのに車内のスペースが広く、天井の高さだけでなく、床が低いことも車内のスペースを広げています。S660は2人乗りのオープンカーですが、走行性能も高くスポーツカーとしての魅力もある車です。
軽自動車を高く売るコツ
リセールバリューが高いことから、中古市場でも高値で売却しやすいのが軽自動車の魅力ですが、売るためのコツを知っておくことで、さらに高い価格で売却することができます。
モデルチェンジ前に乗り換える
軽自動車を高く売るためには、モデルチェンジがおこなわれる前に売却するのが大きなコツです。人気のある車種の車でも、新しいモデルが販売されると、古いモデルは大幅に中古価格が値下がりしてしまうこともあるので、モデルチェンジしそうな時期よりも少し前に、車を売却したほうが高く評価してもらえます。
ボディカラー
軽自動車を高値で売却する場合には、ボディカラーも重要な要素です。ホワイトやブラックなどの誰にでも利用しやすい色の方が、買取価格も高い傾向があり、人気のない色は中古でも値段が下がります。
走行距離
走行距離も軽自動車の買取価格に影響を与えます。走行距離が一定の距離以上だと、パーツを交換しなければいけない場合もあるので、中古市場でも人気が低くなっています。自動車を使用した期間と走行距離の関係も重要で、売却を考えている人は1年あたり1万キロメートル以下に抑えた方が、高額で買い取ってもらいやすくなります。
人気オプションや純正装備の有無
オプションや純正装備の有無も中古の買取価格に影響を与えるポイントです。人気のあるオプションがついている軽自動車の方が中古市場でも人気があるために、売却を考えている場合には、人気の高いオプションをあらかじめつけておいた方が、売却の際に高く評価してもらえます。運転しやすいオプションとして、中古車でも人気があるのがバックモニターです。純正装備がない車だと買取価格が大幅に下がることもあるので、使用している時から車を大切に扱った方が、中古でも高く売却できます。
まとめ
軽自動車は運転しやすいだけでなく、リセールバリューが高いことも魅力の車です。もともと低価格で販売されている車が多いので、値落ち率が低いことも高いリセールバリューの理由です。スズキやダイハツ、ホンダなどはリセールバリューの高い軽自動車を販売している代表的なメーカーで、高く売るためにはリセールバリューも考慮して車選びをした方がおすすめです。
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