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車ってどれくらい走る?走行距離の限界目安など解説

普段車に乗っている時、走行距離を気にしたことがあるでしょうか。走行距離は車の状態を見る時の基準にもなるものです。中には走行距離を目安にして、車を買い替えている方もいるかもしれません。では、一体走行距離の限界目安はどの程度なのでしょうか。今回は車の走行距離について、限界目安などを詳しく解説していきます。

車の状態を見る時の基準となる走行距離

車を売る時にも、中古車を購入する時にも重要になるのが車の状態です。状態を見る基準は様々ありますが、特に重要視されるのが年式と走行距離です。まず年式ですが、年式は車が製造された年や国内で登録された年を表すものです。そのため、基本的には同じ車種であっても、年式が古いものの方が買取価格や販売価格は安くなる傾向があります。

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走行距離も車の状態を見る時の基準の1つになります。走行距離が長ければ長いほど、たくさん使われてきた車ということです。そのため、古い年式の車でも走行距離が少なければ状態が良い場合もありますし、新しい車でも走行距離が多ければ状態が悪い場合もあります。車の状態を見る時は、年式と走行距離の両方のバランスを見ることが大切です。

走行距離10万キロが一つの限界目安

走行距離は、10万キロが一つの限界目安と言われています。なぜ10万キロが一つの目安になるのか、その理由を詳しく解説していきます。

部品の保障が切れる

走行距離10万キロが限界目安になる理由の1つが、車に使われている部品の保障が10万キロまでになっていることが多いからです。乗り方によっても変わりますが、エンジンまわりや足まわりのパーツは安全に走行するために、10万キロ程度で交換するように推奨されています。パーツが劣化した状態で乗り続けてしまうと事故を起こす可能性があり、車検にも通らなくなってしまいます。

新車購入から13年で税率が上がる

新車を購入して13年経過すると税率が上がるというのも、10万キロが限界目安とされる理由です。車種によっても変わりますが、普通自動車の場合は13年経つと15%程自動車税が増額されます。軽自動車の場合は約20%自動車税が増額されてしまいます。1年の平均走行距離は8,000キロから1万キロ程度と言われているため、10年から13年程度で走行距離10万キロを超える場合が多いです。そのため、13年を超えて税率が上がってしまう前に車を乗り換える人が多くなっています。

タイミングベルトの摩耗

タイミングベルトは、エンジンを動かすための重要なパーツです。タイミングベルトはゴム製のものが多く、劣化すると硬くなって切れてしまう恐れがあります。安全に走行するために適切なタイミングで交換する必要がありますが、走行距離10万キロがタイミングベルトの交換目安と言われています。これも車の限界目安が走行距離10万キロと言われている理由の1つです。

10年以上乗ることはできないのか

車の限界目安となるのが走行距離10万キロですが、これは年数にすると10年程度になります。では、10年経過してしまうともう乗ることができなくなるのかというと、必ずしもそうとは限りません。ここからは、10年以上乗り続けることができるのかを解説していきます。

海外の場合20万km程度乗ることも多い

日本では10年程経つと車を乗り換える人が多いですが、海外では20万キロ程度乗り続ける人も多くいます。これは日本人は「パーツの交換など手間をかけるなら買い替えた方が良い」と考える人が多く、海外では「1つの車に長く乗り続けたい」と考える人が多いためです。もちろん考え方は人それぞれですから、10万キロはあくまで目安の1つで、乗り方次第で10万キロ以上乗り続けることも十分可能です。

車の寿命は年々伸びている

走行距離10万キロや10年が限界目安とされているのは、車に使われているパーツの寿命が10年程度になっている場合が多いからです。しかし、技術の進歩が進み、車のパーツの平均寿命は年々伸びています。10万キロというのはあくまで昔から言われている目安で、最新の車であれば寿命はもっと長くなります。

適切なメンテナンスが必要

年々車の寿命は伸びているため、10年以上乗り続けることもできます。しかし、それはあくまで適切なメンテナンスを行っている場合です。どんなに性能の良い車でも、乗り続けていればパーツなどが徐々に劣化してきます。劣化したパーツを放置すると車の動きが悪くなるばかりか、他のパーツへ悪影響を与えてしまう可能性もあります。定期的に業者に点検してもらう、劣化したパーツはすぐに取り替えるなど、長く同じ車に乗り続けるためには適切なメンテナンスが必要になります。

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まとめ

長年同じ車に乗り続けている人の中には、そろそろ乗り替えを検討している方もいるかもしれません。今回ご紹介したように、車の限界目安は走行距離10万キロと言われていますが、適切なメンテナンスを行えば20万キロ以上乗り続けられる可能性もあります。10万キロが限界目安と言われている理由や長く乗り続けるためのポイントなどをしっかり理解して、今の愛車に乗りか続けるか、新しい車に乗り替えるのかを検討してみてください。

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