「希望ナンバー制度」車のナンバープレートを好きな番号に!
車のナンバープレートの数字は、以前は自分で選ぶことはできませんでした。しかし、今では登録車の希望番号制度が導入され、現在では所定の手数料を支払って手続きすることで、自分の車のナンバーに希望する番号を指定できるようになっています。
そこで今回は、車のナンバープレートに好きな番号を選べる・好きな番号に変えられる「希望ナンバー制度」についてご紹介します。
希望ナンバー制度とは?
希望ナンバー制度は、1999年5月より実施されている、車の新規登録や登録変更などのタイミングで、ナンバープレートに自分で希望した番号を指定することができる制度を指します。対象車種は登録車と自家用軽自動車となり、現在のところ営業用軽自動車・レンタカー・二輪車は対象外です。
ただし、どの番号を希望してもその通りにナンバーが交付されるとは限りません。希望者の集中が予想される一部の番号については抽選制となり、毎週月曜日に行われる抽選の結果にて交付されています。抽選対象となる番号は各地域により異なるため、詳しくは地元の運輸支局へ問い合わせてみてください。
希望ナンバーを取得する方法
各地域の希望ナンバー予約センター窓口か、インターネット上から希望ナンバーの申し込みをします。ただし、抽選対象のナンバーを希望する場合は、当選したあとでの申し込みです。
申し込みが済んだら、交付手数料を入金します。入金が確認されると、「希望番号予約済証」が交付されます。数日後(およそ4~5営業日後)にナンバープレートが出来上がったら最寄りの運輸支局または軽自動車検査協会でナンバー変更の申請を行います。
ナンバーの変更申請が済んだら古いナンバープレートを返納し、新規ナンバープレートへ交換してもらいましょう。軽自動車の場合は封印の取り付けが不要となるため、自分でもその場でナンバーを取り付けることができます。
また、新車の登録時に希望ナンバーを取得する場合は、自動車販売会社が車を新規登録する際に上記の手続きを代行してくれる場合がほとんどです。ただし、その場合は必要経費の他に代行手数料が掛かります。
希望ナンバー取得時に掛かる費用や注意点
希望ナンバーの取得に掛かる料金は地域によって若干異なる場合があるものの、その差は数百円程度で、ほぼ一律に近いと考えて良いでしょう。
登録車による金額の違いは、小型・普通自動車で4,100~4,500円、大型自動車では4,800~5,100円程度となり、字光式ナンバー(いわゆる光るナンバープレート)を選ぶ場合には、各手数料に1,000~1,400円程度プラスした金額となります。
また、希望ナンバーの取得は、原則として以下3つの理由のいずれかに該当する場合に限られるため、注意が必要です。
1.自動車を新規登録する場合
2.登録の移転や住所変更により、ナンバープレートの変更が必要となった場合
3.ナンバープレート自体が曲がったり破損したりして、交換が必要となった場合
ちなみに、3の理由を選択する場合、曲がり・破損に関する具体的な基準などは設けられていません。「今乗っている車のナンバーを希望番号にしたい」と、自分でナンバー変更を行う場合には、3の理由を選択すれば問題はないでしょう。
また、ナンバープレートの交換時に出向く運輸支局や軽自動車検査協会の受付時間は、平日の昼間のみとなっています。土曜・日曜・祝日と年末年始は稼働していないため、注意しましょう。
おわりに
今回は、車のナンバープレートの登録番号に好きな数字を選べる「希望ナンバー制度」についてご紹介しました。
必要書類を準備して手順通りに申し込みや手続きを行えば、それほど難しくはないと言われています。費用もそれほど高くないため、新車購入や登録変更のタイミングは、ナンバープレートを希望の番号にする良い機会でしょう。ぜひ、自分の好きな数字を組み合わせたオリジナルのナンバープレートを手に入れてみてはいかがでしょうか。
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