エンジン、バッテリーはガソリン車と違うの?ハイブリッドカーの性能や特徴
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車の買い替えを考えている方のなかには、環境にやさしいつくりのハイブリッドカーを視野に入れている方が多いのではないでしょうか。普通車の国内販売比率によると、ハイブリッドカーが3割占めているというデータもあるようです。では、ガソリン車との違いはどのような点にあるのでしょうか。
そこで今回は、ハイブリッドカーはどのような車なのか、性能や特徴、ガソリン車との違いなどについてご紹介します。
ハイブリッドカーの特徴
そもそもハイブリッドカーとは、2つ以上の動力源がある車のことを指します。「ガソリンで動くエンジン」と「バッテリーで動くモーター」を動力源としている場合が一般的です。ハイブリッドカーは、低速運転の際はモーターを使用し、燃費効率が良いスピードになるとエンジンに切り替えるという仕組みです。そのため、CO2や排出ガスの削減効果も期待できるでしょう。
ハイブリッドカーのメリット
ハイブリッドカーはエンジンとモーターを組み合わせてつくられているため、燃費効率が非常に良い車です。ガソリン代を抑えられ、節約にもつながります。電気で走っているときは排ガスやCO2の排出を抑えられ、地球にやさしいエコカーです。環境性能がとても優れているハイブリッドカーは、国土交通省が定めている基準値をクリアしており、購入時に減税や免税の特典が受けられます。
ハイブリッドカーのデメリット
性能的に同じ車であったとしてもハイブリッドカーの方が値段は高く、たとえ中古車でも価格はやや高めです。走行環境によっては、燃費がガソリン車とそれほど変わらない場合もあります。
しかし、日本では狭い道や信号でとまることが多いため、速度が低くても燃費効率が良いハイブリッドカーは、デメリットよりもメリットを生かせる点は見逃せません。日本でハイブリッドカーが浸透したのは、日本の交通事情が大きく影響しているといえます。
ハイブリッドカーとガソリン車の違い
ハイブリッド車は一般的に燃費がとても良く、同じ車種でもガソリン車とハイブリッドカーでは燃費に差が出ます。ガソリンを動力としている車と比較すると、状況に応じてガソリンとモーターを切り替えられるため、燃料消費が多くありません。車体購入時の価格が高いことは痛手ですが、ハイブリッドカーの方がランニングコストを低く抑えられます。長距離を走行したり、車を頻繁に買い替えたりしない方におすすめの車といえるでしょう。
燃費
ホンダフィットの場合、メーカーが公表した燃費はガソリン車が24.6kmなのに対し、ハイブリッドカーは34kmとされています。リッターあたり10kmも差が出ているため、走れば走るほど得になるということです。また、もっとも燃料を消費するといわれている発進時、加速時にガソリンを使用せずモーターの力のみが作用するため、燃費を抑えることができるのです。
車体価格
ガソリン車は約140万円・ハイブリッドカーは約200万円と、車体価格は60万円もの差があります。車体価格だけみればガソリン車が安く、購入しやすいといえます。ハイブリッドカーはハイブリッドシステムやバッテリーを搭載しているため、どうしても高くなってしまうのです。
修理費
故障の原因や状況によって違いますが、ガソリン車はハイブリッドカーと比べると部品が少ないため、修理にかかる金額も少ないといえます。ハイブリッドカーはモーターやバッテリーなど部品類が多いため、どうしてもコストがかかります。ガソリン車にないハイブリッドシステム系統の故障の場合は、割高になるケースが多いでしょう。
おわりに
今回は、ハイブリッドカーの特徴や、ガソリン車との違いなどについてご紹介しました。
ハイブリッドカーの方が車体価格は高くなってしまいますが、ガソリン車と同じ車種でも燃費に差があり、ランニングコストは低く抑えられます。燃費性能に優れ、環境にも配慮した車を選びたいのであれば、ハイブリッドカーがおすすめです。
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