車の買い替え平均年数はなんと7年!買い替えのお得なタイミングってあるの?
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車を買い替えようか考えているけど、買い替えるタイミングがいまいち分からない方も多いのではないでしょうか。車を買い替えるには多くの費用がかかりますし、車の価値は購入した日から下がっていくのが一般的です。この記事では、どのタイミングで乗り替えるのがお得なのか、乗り替えの基準は何を目安にすれば良いかなどを解説していきます。
車の保有年数は平均約7~9年
2017年に一般社団法人日本自動車工業会が発表した2017年度版「乗用車市場動向調査」によれば、車を保有する平均年数は約7~9年となっています。このデータはあくまでも平均値です。2008年に起こったリーマンショック以降は保有期間が長期化しており、中でも10年以上保有している人は26%という数字が出ています。また、前の車を中古車で購入した人より、新車で購入した人の方が平均半年~1年長く保有しているというデータがあります。さらに現在保有している車においても中古車で購入した人より、新車で購入した人の方が長期保有を望んでいるというデータもあります。なお、2017年時点で車を保有している人の内、買い替える予定のない人が7割弱、5年以内に買い替える予定の人が2割となっています。
車の買い替え年数にオススメなタイミングは?
一部の車種を除き、車は走行距離や年数が増えると価値が下がっていきます。ここからは、3年、5年、7年での買い替えについて、それぞれの特徴を説明します。
3年で買い替える場合
新車で購入した場合、1回目の車検が3年後に訪れます。車検にかかる費用はコンパクトカーの場合10万円程度、軽自動車の場合は5万円程度です。3年での買い替えは、車検を受けずに買い替えたい人が多い傾向となっています。一般的に車の価値は3年経過すると25~30%ほど下がってしまうため、なるべくリセールバリューが高いうちに買い替えてしまおうと考える人もいます。3年ならリコールがない限りパーツの交換もほとんど必要ありませんし、塗装が劣化する心配もありません。3年目はメーカー標準保証が切れる年でもあり、買い替えを考えるのに良いタイミングと言えます。
5年で買い替える場合
5年は新車で購入した車が2回目の車検を迎える年です。最初の車検以降は2年ごとに車検を受ける決まりとなっています。また、車は新車購入時から5年経過すると価値が半分程度になってしまうことが一般的です。このことから車検費用が1回目よりも高くなりやすい2回目の車検を受けず、ある程度のリセールバリューを期待できる5年目に買い替えると言うのもオススメです。ただし、あまりにも過走行だったり、修復歴があったりした場合は例外です。
7年で買い替える場合
7年目になると、3回目の車検を迎えることになります。国産車や多くの欧州車は7年でフルモデルチェンジをするため、それに合わせて買い替えを検討する人もいます。また7年目ともなると、消耗品の交換だけではなく、様々な部分で経年劣化を感じられるようになっていることも少なくありません。自身が乗り続けるという意味ではメンテナンスを怠らなければ問題ありませんが、希望の金額で売却したい、つまりリセールバリューを保ち続けるためのメンテナンス費用が嵩んでくることが強く懸念される時期と言えます。少しでも高く売りたいのなら、7年目が最後のチャンスと言っても過言ではないでしょう。なお、これは過走行でない車の場合です 。
車の買い替え、何を基準にしたらいい?
保有年数以外にも、車を買い替える基準があります。では、どういった基準があるのか見ていきましょう。
走行距離
同じ車種でも走行距離が違うと価値も変わってきます。当然価値が高くなるのは走行距離が短い方です。中古車市場では、走行距離の目安が1年で1万キロと言われています。10万キロを超えてしまうと価値が大きく下がってしまいます。走行距離が長い車は、エンジンや足回りなど需要なパーツに負担がかかるため、中古車市場でも敬遠されがちになってしまうのです。このことから価値が付く最低ラインは7年10万キロ以内か、10年5万キロ以内と考えた方が良いでしょう。
消耗品を交換する必要性
車の部品はほとんどが消耗品で、もっと言えば車自体が消耗品です。タイヤやオイル、だけでなく、走行すればするほどエンジン内部の部品がすり減っていったり、サスペンションやダンパーが劣化したりします。中でも運転していて気づきやすいのが足回りです。サスペンションやダンパーは路面からのショックを吸収しますが、劣化すると満足に吸収できず、乗り心地が悪くなります。これらの部品代は他の部品よりも高価なため、車検や法令点検の見積りを見てパーツの交換代が急に高くなった時も乗り換えの目安と考えて良いでしょう。
大切に乗れば、乗り替え時の下取り価格は高くなる
車の買い替え時の年数や走行距離はあくまでも目安です。例えば、車の駐車場所が屋内か屋外かで差が出る場合があります。また、保有年数に対して走行距離が少ない車でも、メンテナンスを怠っていると不利になることもあります。車検や法令点検以外でもこまめにオイル交換をしたり、定期的にバッテリーやブレーキパッドを交換したりすることで、低年式の車でも、下取り金額に期待することができるのです。
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