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積丹半島へ旅行しよう北海道南西部に位置する積丹半島は、断崖と日本海に囲まれたエリアで、古くから漁業が盛んな海の町。北海道で唯一の海域公園にも指定されています。 雄大な自然と海の幸が楽しめる積丹半島は、カップルでのドライブデートや旅行先にぴったりです。

今回は、積丹半島のおすすめドライブコースや、観光スポットについてご紹介しています。

 

 

余市町から奇石めぐり

余市町から奇石めぐり積丹半島のドライブコースの始まりとして、まずは余市町を目指しましょう。余市町は、新千歳空港から車でおよそ2時間、札幌からは札幌自動車道経由で1時間ほどの距離にあります。

 

 

 

 

 

 

ダイヤモンドヘッドのようなシリパ岬

余市湾のシンボルとして親しまれているシリパ岬は、ハワイのダイヤモンドヘッドを思わせる山のような形をした岬です。積丹半島には、マグマが噴出したあとに冷えてできた大岩や奇石が数多くあり、シリパ岬の形状もその特徴を備えています。

 

えびす岩と大国岩に自然の力を感じる

シリパ岬から229号線を古平町方向へ走っていくと、不思議な形をした岩々が姿を現します。なかでもおすすめは、白岩町の海上に並ぶ「えびす岩」と「大国岩」です。

 

海面に近づくあたりで極端に細くなっているえびす岩は、「なぜ倒れないのか?」と思うほど不安定な形をしています。その隣で、ころんと丸い形の上に小さな鳥居を乗せているのが大国岩。仲良く並んでいる様子から「夫婦岩」とも呼ばれています。

 

島武意海岸で積丹ブルーに包まれる

白岩町から積丹町まで進むと、島武意海岸への入り口が近づいてきます。

 

 

ブルー好きなら押さえておきたい「積丹ブルー」

島武意海岸は「日本の渚100選」にも指定されている絶景スポット。「積丹ブルー」と呼ばれる深く青い積丹半島の海の色が、より鮮明に堪能できます。北海道に点在している「青の絶景」のなかでも、積丹ブルーは押さえておきたい絶景ポイントでしょう。

 

トンネルを抜ければ海へ

海岸近くの駐車場へ車を停めて、入り口へ続く暗いトンネルを徒歩でくぐると、急に視界が開けて鮮やかなブルーの海が目に飛び込んできます。普段お目にかかれない絶好の積丹ブルーを眺めたいなら天候もチェックして出掛けましょう。

 

神威岬でアイヌの伝説に触れる

神威岬でアイヌの伝説に触れる島武意海岸をさらに進むと、神威岬に到着します。神威岬は「積丹半島と神威岬」として北海道遺産にも登録されている岬です。神威(カムイ)岬の「カムイ」とはアイヌ語で「神」のこと。その言葉通り、岬周辺には神々の気配を感じるような神聖な空気が漂っています。

 

 

 

 

 

神威岩の伝説に思いを馳せる

神威岬には、源義経とアイヌの乙女チャレンカとの切ない恋の伝説があり、岬にある「神威岩」は義経を追って海に身を投じたチャレンカが化身したもの、と言い伝えられています。積丹半島の深いブルーの海に、すっと立つ女神のようにも見える神威岩。チャレンカの伝説を聞くと、より神秘的な眺めに感じられます。

 

神威岬のゲートには、「女人禁制の地」と書かれており、これはチャレンカの言い伝えで「女性が入ると舟が転覆する」といわれていたためです。現在は自由に出入りできますので、安心してください。

 

岩内町まで足を伸ばしても

神威岬は、積丹半島外周のほぼ真ん中に位置しています。余市方面まで引き返し、ローソク岩と夕日が重なって火が灯ったように見える景観を写真に収めるコース良いですが、せっかくなら岩内町方向まで足を伸ばしてはいかがでしょうか。岩内町周辺には温泉や美術館、岩内の夜景を一望できる展望台などもあるので、カップルで訪れるにはおすすめのスポットです。

 

おわりに

今回は、積丹半島でおすすめの観光スポットをご紹介しました。

神秘的な岩と積丹ブルーの海は、大人のデートコースにふさわしい静かな雰囲気に満ちています。積丹半島の大自然を満喫しながら、ドライブを楽しんではいかがでしょうか。

 

<記事NO.RC‐00189>

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