Photo by The NRMA-2013 Subaru Forester – First Drive(2012)/CC BY2.0

 

フォレスターといえば、オフロードから街乗りまで、あらゆるシチュエーションに対応可能なスバルの人気車で、特にSUV愛好者からの支持が高い車です。新車はもちろん、中古車市場でも見かけることの多いフォレスターですが、 買取時の査定額は人気相応なのでしょうか。

今回は、フォレスターの買取査定における査定額や相場についてご紹介します。

 

 

上質な乗り心地に広い室内のコンパクトSUV

1997年に初代が発売されたフォレスター。スバルの人気車種であるインプレッサグラベルEXの後継車として登場し、2012年に4度目のフルモデルチェンジを経て、2015年にマイナーチェンジを行い現在に至っています。

 

特にマイナーチェンジ後のモデルは走行性能が格段にアップしており、静かで揺れの少ない乗り心地と、1台で行き先を選ばず乗れるコンパクトSUVカーとして、1クラス上の車を求める若いファミリーに特に人気です。

 

室内の広さや上質な空間に加え、たくましさを感じる外観にもその魅力が感じられるフォレスターはキャンプなどのオフロードにも問題なく使用できます。

SUVユーザーも検討候補に加えることが多く、2013年にグッドデザイン賞を受けたことから購入者層が広いことも特徴の1つです。

 

長年の人気車種であるフォレスターですが、中古車市場における最近の状況について、以下で詳しく見てみましょう。

 

長年の人気を誇るが、先代は供給が多めの傾向に

中古車市場を見ると、フォレスターは人気車のため流通量が多い傾向があるようです。

これまではフルモデルチェンジ前の3代目が多く販売されていましたが、4代目が発売されて5年以上が経過した現在、3代目フォレスターの人気は1段落しており、代わりに5年落ちを迎える4代目へと人気が移行しつつあります。

 

とはいえ、走行距離やカラーなど、車両状態によっては先代モデルでも査定で高値がつくこともあり、反対に現行の車種であっても、買取時の状態次第では思うような査定が出ないこともあるでしょう。

 

中古車の買取時査定では、人気の車種であることと同じか、それ以上に車両状態が査定を左右することが一般的です。

レアカラーや特別仕様車などには驚くような高値査定がつくこともあります。

しかし、年式や走行距離によって買取査定がどれくらいになるのか、およその相場を知っておくことは大切です。

 

フォレスターの買取査定における相場

フォレスターの買取時査定額の相場については以下の通りです。

 

2.0XTアイサイト

2.0XTアイサイトはフォレスターの最上級モデルとなっており、買取時査定相場は、約175万～300万前後です。

平成27年式、走行距離0.5kmのパールカラーで230万、平成26年式、走行距離2万kmのブラックカラーで215万といった実績があります。

 

Xブレイク　4WD

Xブレイクはフォレスターの特別仕様車で、Sリミテッドの次に高いグレードの車種です。買取時の査定額相場は180～240万程度となるでしょう。

平成27年式のオレンジカラーだと、走行距離1～2万kmで180万の例がありますが、8万km以上走ったパールホワイトには200万超えの査定がついた実績もあります。

 

 

2.0X

フォレスターの先代モデルとなる2.0Xの買取時査定相場は、約65万～100万前後です。

平成21～22年式で走行距離8万kmのフィールドリミテッドのブラックが72万、同じく走行距離4万kmのフィールドリミテッドのシルバーで98万の査定実績があります。

 

年式や車種を問わず、ブラックやホワイト、といったスタンダードカラーに人気が集まるようです。

 

 

 

 

おわりに

今回は、フォレスターの買取査定における査定額や相場についてご紹介しました。

先代のフォレスターでも、走行距離やカラーによっては100万円代の査定がつくこともありますが、やはり現行モデルに高額査定がつきやすいようです。5年落ちの現行モデルを持っていて買い替えを検討しているのであれば、査定に出してみてはいかがでしょうか。

 

ラビットの買取査定

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