和歌山には観光地としても楽しめる、ユニークな道の駅があります。絶景が楽しめたり、温泉に入れたりと、道の駅のイメージを覆すような場所が盛りだくさん。旅行中立ち寄れば楽しめること間違いなしです。そこで今回は、観光スポットとしても楽しめる和歌山県のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

【くしもと橋杭岩】神秘的な名勝と豊富な海産物！

「道の駅　くしもと橋杭岩（はしぐいいわ）」は本州最南端の町・串本にあります。国の天然記念物「橋杭岩」を間近に見られるのが最大の特徴です。それでは、具体的な情報をおすすめポイント別にご紹介します。

 

名勝・天然記念物に指定されている「橋杭岩」

橋杭岩とは和歌山県東牟婁郡串本町に存在する奇岩群のことです。紀伊大島方面に向かって、サイズが異なる40もの岩が約850m続いています。海の浸食によって岩の硬い部分だけが残り、橋の杭のように見えることから名付けられたとされています。

岩が連なる様子はまさに神秘。毎年11月初旬ごろにはライトアップも行っています。国の名勝であり天然記念物でもあるため、和歌山を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

珍しい商品がたくさんある物産コーナー

物産コーナーでは、農産物や水産物を始めとした地域の特産品を買うことができます。串本マグロの加工品やうつぼ揚げ煮など、串本特産の魚介類を使用したお土産が多く売られています。和歌山特産の梅酒と一緒に、おつまみとして持ち帰ってはいかがでしょうか？

また、名物のぽんかんを使用したソフトクリームが販売されているため、ドライブの息抜きにもピッタリですね。

 

【椿はなの湯】ph99の天然温泉と椿地区の大自然！

「道の駅　椿はなの湯」は、良質な天然温泉を堪能できる道の駅です。昔から世界遺産の熊野古道を訪れた旅人の湯治場として利用されてきた天然温泉が、気軽に楽しめる道の駅となっています。運転の疲れを癒やしてリフレッシュしましょう。

 

 

 

 

 

足湯、浴場、家族風呂も格安で

椿温泉の湯は源泉かけ流し。非常になめらかで万病に効果があると言われています。源泉の温度は約32℃とぬるめですが、ph99の単純硫黄温泉のため、湯上がり後の肌がスベスベになる効果が見込めます。

浴場の隣には湯治者の好意によって設けられた「足湯」があります。こちらは無料で利用できる施設となっているため、ぜひ試してみましょう。「一般浴場」は大人1人500円で利用でき、大きい加温浴槽と32℃のお湯が張られた1人サイズの源泉浴槽があります。また、50分まで2,000円で利用できる個室の「家族風呂」も。浴場はそこまで広くないもののリーズナブルで使いやすくなっています。

外には温泉自動販売機（50リットルで100円）があるため、自宅で温泉を楽しむこともできますよ。

 

椿地区の大自然を満喫できる

椿地区には、桜がきれいな椿山公園や、西国三十三カ所、海水浴ができる浜辺など、四季折々の自然が広がっています。温泉の入浴回数券も販売されているため、観光スポットとして季節ごとに遊びに来るのも良いかもしれません。

 

【柿の郷くどやま】イベントが充実！大満足の観光スポット！

「道の駅　柿の郷くどやま」がある九度山町は、世界遺産に登録されている「慈尊院」や、真田幸村が14年にわたり隠棲していた「真田庵」で有名です。徒歩5分程度の距離に「真田ミュージアム」もあるため、真田幸村に興味がある方にもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

世界遺産情報センター

世界遺産情報センターでは、3つのゾーンに分かれた展示を通して、九度山町の世界遺産や高野山について詳しく学べます。真田幸村がどのように九度山町と関係していたのか知ることもできます。情報を得た後は、世界遺産を訪れるもよし、幸村ゆかりの地を巡るもよし。

 

その他の施設とイベント

安くて新鮮な農産物を直売している産直市場や、九度山名産の富有柿を使用した「柿パン」や「柿ソフト」を販売しているカフェ、さらに体験イベントを定期的に開催している体験・研修施設もあります。また、九度山町の2大イベントとなっている「真田祭」や「大収穫祭IN九度山」が開催される場所もすぐ隣のため、まさに道の駅自体が観光スポットと言えるのではないでしょう。

 

おわりに

和歌山県には見どころ満載の道の駅がいくつもあります。たとえ1カ所では物足りない場合でも、道の駅をいくつか組み合わせて、ドライブと観光を両方楽しむすてきなオリジナルプランを考えてみてはいかがでしょうか。

 

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